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ゆかたde青山2017イベントレポート

掲載

青山一丁目駅直結の場所に位置する青山ツインタワーで、毎年行われている『ゆかたde青山』。盆踊りに太鼓、食べ物の屋台出店、ヨーヨー吊り、わたあめ、ゆかた持参で訪れると着付けをしてくれるコーナーなど風物詩がずらりと揃った、夏ならではのイベント。そのなかでも毎年人気を博しているのが、日本酒コーナーです。

◆全国31蔵の酒を好きなだけ試すことのできる日本酒コーナー

それもそのはず。1500円で以下31蔵のお酒が試し放題+楯野川のガラス製おちょこ付き!ちょっと飲んで陽気になったら、提灯の下で盆踊りを踊ってクールダウン。会社帰りに同僚とちょっと一杯やるにも、恋人と待ち合わせてデートするにも、うってつけの素敵なイベントです。

  • 青森県 陸奥八仙
    岩手県 浜千鳥
    岩手県 赤武
    秋田県 一白水成
    山形県 山形正宗
    山形県 楯野川
    山形県 秀鳳
    山形県 米鶴
  • 宮城県 乾坤一
    福島県 天明
    新潟県 山城屋
    栃木県 姿
    栃木県 大那
    愛知県 蓬莱泉
    静岡県 正雪
    静岡県 開運
    岐阜県 津島屋
  • 岐阜県 天領
    三重県 作
    石川県 天狗舞
    石川県 遊穂
    富山県 満寿泉
    福井県 梵
    奈良県 みむろ杉
    滋賀県 三連星
    兵庫県 播州一献
    島根県 出雲冨士
    愛媛県 山丹正宗
    愛媛県 賀儀屋
    香川県 川鶴
    佐賀県 七田

◆「これ美味しかった!」「じゃあ次これはどう?」蔵の方とのキャッチボールで選ぶ酒

『米鶴』の梅津社長、『楯野川』の北山さん、藤枝さん、『正雪』の望月さんが注ぎ手として、浴衣に前掛け姿で楽しませてくれます。「さっきこれ飲んだけど美味しかったです」と言えば「じゃあ、これ飲んだ?試してみて!」と、賑やかな盆踊りをバックに、お客さんと蔵の方との軽快なやりとりが交わされます。お気に入りの銘柄を目当てにする人、出身県の酒から飲む人、注ぎ手の蔵の酒からチャレンジしてみる人、様々な方がいましたが、みんな”飲み放題”という気持ちではなく、「色々と試してみて、自分の好きなお酒を見つけよう!」そんな気持ちで、和気あいあいと飲んでいる姿が印象的でした。

高層ビルが立ち並ぶ、青山一丁目駅界隈。いつもは通りすぎるだけの無機質なイメージの場所ですが、このようなイベントを通して、もっと身近な存在になっていくのかもしれません。その橋渡し役として、中心に日本酒があるなんて素敵ですね。来年はぜひ足を運んでみてください。

 

【参考URL】8/4『浴衣DE青山』開催 – お知らせ – とみひろ

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ライター プロフィール

日本酒ライター 友美

関友美

日本酒ライター/コラムニスト/唎酒師/フリーランス女将/蔵人
「とっておきの1本をみつける感動を多くの人に」という想いのもと、日本酒の魅力を発信するさまざまな活動をおこなっています。 全国の酒蔵を巡り取材をしWebや雑誌への記事執筆、カルチャースクールのセミナーや講演、酒蔵での酒づくり、各地の酒場での女将業など、場所と手段を超えて日本酒のおいしさと、地域文化の魅力を伝えています。北海道出身。東京と兵庫の二拠点生活中。
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