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日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ36 砂肝竜田揚げとクレソンのサラダ

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旅と暮らしを料理でつなぐウェブよみもの『旅のあと ふたりのレシピ』を主宰する、旅行ライターのゆさ みずあです。 薬膳やカラーの発想を取り入れて食卓をつくるフードディレクターとして活動の幅を広げつつ、大阪にて不定期のバー営業もしています。

葉野菜がますますおいしくなってくるこの季節。ほのかな苦味としゃきしゃきの食感が楽しめる旬のクレソンを主役にして、お酒がすすむさっぱり風味のサラダを作ってみました。

砂肝竜田揚げとクレソンのサラダ

日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ36 砂肝竜田揚げとクレソンのサラダ

レモンを絞ってもおいしい

〔材料(作りやすい分量)〕

  • 砂肝 100g
  • クレソン 1束
  • ブロッコリースプラウト 1パック
  • 塩 適量
  • こしょう 適量
  • 片栗粉 適量
  • ごま油 適量
  • 醤油 大さじ1/2
  • レモン 1かけ(くし形にカット)

日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ36 砂肝竜田揚げとクレソンのサラダ

緑色が鮮やかなものを選んで

〔作り方〕

  • 1.クレソンは食べやすい長さにちぎり、氷水に5分ほど浸す。ざるにあげてしっかり水気を切る。ブロッコリースプラウトは根元をカットしておく。
  • 2.砂肝の白い部分を包丁でそぎ切りにして、厚みのある部分に切れ目を入れる。
  • 3.ボウルに砂肝を入れて塩、こしょうをまぶす。さらに片栗粉をまぶして、手でもみながらなじませる。
  • 4.フライパンに米油(分量外)を熱する。余分な粉を軽く落としながら砂肝を入れて、カリッと揚げる。砂肝をバットに取り出して、油を切る。
  • 5.ボウルにクレソンとスプラウト、ごま油、醤油を入れてさっと混ぜ合わせる。
  • 6.食べる直前に5に砂肝を加え、すぐに器に盛りつけて、レモンを添える。

日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ36 砂肝竜田揚げとクレソンのサラダ

先に野菜をごま油で和えるのがコツ

おつまみをさらにおいしく!アイディアとコツ

野菜から水分が出やすいので、砂肝は食べる直前に和えるのがおすすめ。竜田揚げのカリカリ感もしっかり楽しめます。七味唐辛子やラー油を足したり、炒りごまやフライドオニオンをトッピングしたりと、お酒によってアレンジを加えてもいいですね。

料理に合わせたい日本酒

七冠馬 純米夏生〔島根・簸上清酒〕

日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ36 砂肝竜田揚げとクレソンのサラダ

初夏にぴったりの味わい

島根県南部の奥出雲町に酒蔵をかまえて300年余りの歴史を持つ簸上清酒。地元の風土に根ざした酒づくりにこだわっており、どっしりと骨太な味わいは全国の日本酒ファンを魅了し続けています。

「七冠馬 純米夏生」は、夏酒らしくすっきり爽やかな飲み心地。ほどよい酸と、飲んだ後に口中に広がる旨みが上品なバランスです。きりっと冷やして飲むほか、氷を入れてロックでいただくのもおすすめ。

さいごに

薬膳の世界では、クレソンはこもりがちな熱や湿気を取り除いてくれるほか、解毒作用もあるデトックス食材として重宝されています。同じく解毒作用を持ち、ビタミンたっぷりのスプラウトと合わせることで相乗効果が期待できますよ。

次回もどうぞお楽しみに!

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ライター プロフィール

ゆさ みずあ

ゆさ みずあ

フリーマガジンの編集者、旅行誌の編集者兼ライターを経て、中国・上海にて旅行サイトの記事執筆に携わる。1級カラーコーディネーターと薬膳マイスターの資格を生かし、料理レシピの開発やテーブルコーディネートの提案を行う。お酒(主に日本酒とワイン)が大好きで、食べ飲みあるきも趣味のひとつ。日々の食卓にはお酒を欠かさず、夫とふたりでおいしいものを作り味わうのがライフワーク。酒どころの新潟県新潟市出身。

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