日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ24 新じゃがの和風ポタージュ
掲載
旅と暮らしを料理でつなぐウェブよみもの『旅のあと ふたりのレシピ』を主宰する、旅行ライターのゆさ みずあです。 現在は、薬膳やカラーの発想を取り入れながら食卓をつくる、フードディレクターとしても活動しています。
新じゃががおいしい季節になりました! 柔らかく水分の多い新じゃがは火の通りが早いため、スープにするのもおすすめ。じゃがいもの旨みを丸ごと味わえる「ポタージュ」を、和風なアレンジで楽しみましょう。
新じゃがの和風ポタージュ
耐熱ガラスのおしゃれな器に盛りつけて
〔材料(2人分)〕
- 新じゃが 2個
- 新玉ねぎ 1/2個
- 塩 少々
- ホワイトペッパー 少々
- 米油 適量
- だし 400ml
- 豆乳 1カップ
- うすくち醤油 少々
- スプラウト 適量
栄養たっぷりの新じゃがと新玉ねぎ
〔作り方〕
- 1.新じゃがと新玉ねぎは、それぞれ皮をむいて薄切りにする。
- 2.フライパンに米油を熱し、新じゃがと新玉ねぎがしんなりするまで炒める。途中で塩、ホワイトペッパーを少し加える。
- 3.だしを加えて沸騰寸前まで煮立てる。弱火にして、じゃがいもが柔らかくなるまでコトコト煮る。
- 4.火を止めて粗熱をとり、ミキサーなどでなめらかに撹拌する。裏ごしをしてから、スープを鍋に入れる。
- 5.4の鍋に豆乳、うすくち醤油を加えて、中弱火であたためる。よくかき混ぜてから、味をみて調整する。
- 6.器に盛りつけて、スプラウト、ホワイトペッパーをトッピングする。
-
文佳人 特別純米酒リズール 1・8L アリサワ酒造
ご購入はこちら
はじめによく炒めて甘みを引き出す
おつまみをさらにおいしく!アイディアとコツ
冷蔵庫でよく冷やしてから冷製ポタージュとして味わうのも、また違ったおいしさです。トッピングには、じゃがいもをスライスして揚げたものや小ねぎ、カリカリに炒めたベーコンなどを散らして。
料理に合わせたい日本酒
文佳人 リズール 特別純米酒〔高知・アリサワ酒造〕
じっくりと味わいたい美酒
高知県香美市土佐山田町で明治10年に創業したアリサワ酒造。多彩なバリエーションの「文佳人」シリーズから、「リズール(精読者)」という素敵な名前がついた1本をチョイスしてみました。
通常の商品よりもアルコール度数を一度下げ、上品であっさりとした飲み心地に仕上げた食中酒。無濾過と生貯蔵にこだわる酒蔵らしく、みずみずしい香りやフレッシュな旨みも十分に感じられます。
さいごに
薬膳の世界では、じゃがいもは毒消しの作用があるほか、水分代謝を高めて胃腸の調子をととのえてくれる優秀な食材です。血液をサラサラにして、身体の巡りをよくしてくれる玉ねぎと合わせて食べると、相乗効果が期待できますよ。
次回もどうぞお楽しみに!