日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ37 おくらと納豆のおぼろ奴
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旅と暮らしを料理でつなぐウェブよみもの『旅のあと ふたりのレシピ』を主宰する、旅行ライターのゆさ みずあです。 薬膳やカラーの発想を取り入れて食卓をつくるフードディレクターとして活動の幅を広げつつ、大阪にて不定期のバー営業もしています。
朝晩が涼しくなってきて、秋の気配を感じる今日この頃。夏休みの間たくさん遊んだ方も、仕事で忙しくしていた方も、心身ともに疲れが出ていませんか?今回はおくらと納豆、香味野菜をたっぷり使った、ヘルシーなおつまみをご紹介します。
おくらと納豆のおぼろ奴
おつまみはもちろん夜食にも◎
〔材料(作りやすい分量)〕
- おぼろ豆腐 1パック(150g)
- おくら 4本
- 納豆 1パック
- 大葉 2枚
- みょうが 1/2個
- 小ねぎ 1〜2本
- 醤油 適量
- 練りからし 適量
- ごま油 適量
- 刻みのり 適量
濃い緑色で小ぶりのものを選んで
〔作り方〕
- 1.おくらを熱湯でさっと茹でて、小口切りにしておく。大葉、みょうが、小ねぎはみじん切りにする。
- 2.ボウルにおくらと納豆、醤油、練りからしを加えてよく混ぜる。
- 3.器におぼろ豆腐をくずしながら盛りつけて、2をのせる。
- 4.大葉、みょうが、小ねぎ、刻みのりをトッピングして、ごま油をまわしかけたらできあがり。
香味野菜は大きさをそろえて切る
おつまみをさらにおいしく!アイディアとコツ
香味野菜はお好みで、ショウガや三つ葉などを加えてもおいしいです。今回はからし醤油にしましたが、辣油を加えて中華風に、ポン酢でさっぱり、などアレンジすると食べ飽きません。
料理に合わせたい日本酒
金水晶 純米〔福島・簸上清酒〕
福島らしさにこだわった一本
福島市唯一の造り酒屋である、金水晶酒造店。年間約300石と生産量は少ないながら、純米酒大賞2年連続金賞、インターナショナルワインチャレンジゴールドメダルなどさまざまな品評会で高い評価を受けています。
「金水晶 純米」は、酒造好適米に五百万石を使用。すっきり爽やかな飲み口に、ふっくらとしたお米の旨みが感じられる上質な食中酒です。冷や〜常温はもちろん、お燗にしてもおいしくいただけます。
さいごに
薬膳の世界では、おくらは整腸および疲労回復の作用があり、免疫力を高めてくれる食材とされています。身体をあたためて血の巡りをよくしてくれるみょうがや大葉、納豆に合わせて、相乗効果を狙いましょう。
次回もどうぞお楽しみに!