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日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ20 あさつきと絹さやのしょっつる和え

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旅と暮らしを料理でつなぐウェブよみもの『旅のあと ふたりのレシピ』を主宰する、旅行ライターのゆさ みずあです。 現在は、薬膳やカラーの発想を取り入れながら食卓をつくる、フードディレクターとしても活動しています。

冬が終わったと思うと、あっという間に桜の季節! 山菜や緑の野菜が店先にたくさん出回るようになりました。今回は、早春に旬を迎えるあさつきと絹さやを使った簡単おつまみをご紹介。秋田の魚醤「しょっつる」とゆず胡椒を加えてさっと和えるだけで、辛みがピリッと効いた個性的な味わいを楽しめます。

あさつきと絹さやのしょっつる和え

日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ20 あさつきと絹さやのしょっつる和え

美しい緑色を生かす器に盛りつけて

〔材料(作りやすい分量)〕

  • あさつき 50g
  • 絹さや 50g
  • 塩 適量
  • しょっつる 大1/2
  • ゆず胡椒 少々
  • ごま油 少々
  • かつおぶし 適量

日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ20 あさつきと絹さやのしょっつる和え

春野菜で身体をリセット

〔作り方〕

  • 1.あさつきはよく洗い、根のひげ部分をカットする。絹さやは洗って筋をとっておく。
  • 2.あさつきと絹さやを熱湯(塩を入れる)で30秒〜1分茹でたらざるに上げ、氷水で冷やす。
  • 3.ボウルにしょっつるとゆず胡椒、ごま油を加えて混ぜ合わせる。水を切ったあさつきと絹さやをさっと混ぜたらできあがり。
  • 4.器に盛りつけて、かつおぶしをトッピングする。

日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ20 あさつきと絹さやのしょっつる和え

ゆず胡椒は少なめに加えて調整する

おつまみをさらにおいしく!アイディアとコツ

春野菜のおいしさを味わうためのおつまみですが、ボリュームがほしいときは鶏ささみや油揚げなどをプラスしてみてください。クセのあるしょっつるが苦手な方は、醤油やポン酢で代用してもOKです。

料理に合わせたい日本酒

菅名岳 特別純米酒 九 CUE〔新潟・近藤酒造〕

日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ20 あさつきと絹さやのしょっつる和え

本シリーズは年2回の限定発売

新潟県五泉市の蔵元「近藤酒造」が地元の酒販店と協力して「越後泉山会」を結成したことから「菅名岳」が生まれました。最大の特徴である仕込み水は、五頭山系の名峰・菅名岳の中腹に湧き出る「どっぱら清水」。それも「寒の入り」から九日目、一年でもっとも水が澄むといわれる日に汲む「寒九の水」を使用しています。

その「菅名岳」から期間限定でリリースされるのが「菅名岳 特別純米酒 九 CUE」。蔵元が自ら育てた酒米「越淡麗」を100%使い、55%まで精米しました。新潟らしくするりと飲める辛口ながら、お米のふくよかな旨味も堪能できる美酒! お店などで見つけたら、ぜひ飲んでみてくださいね。

さいごに

薬膳の世界では、あさつきの新芽はネギ同様に身体をあたため、血行促進・疲労回復の効果が期待できるといわれています。また絹さやは、身体の余分な水分を排出して胃腸のはたらきを助けてくれるデトックス食材でもあります。

季節の変わり目に体調を崩しやすい人には、特におすすめ! お花見などイベントが盛りだくさんの春を、元気いっぱいに楽しみましょう。

次回もどうぞお楽しみに!

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ライター プロフィール

ゆさ みずあ

ゆさ みずあ

フリーマガジンの編集者、旅行誌の編集者兼ライターを経て、中国・上海にて旅行サイトの記事執筆に携わる。1級カラーコーディネーターと薬膳マイスターの資格を生かし、料理レシピの開発やテーブルコーディネートの提案を行う。お酒(主に日本酒とワイン)が大好きで、食べ飲みあるきも趣味のひとつ。日々の食卓にはお酒を欠かさず、夫とふたりでおいしいものを作り味わうのがライフワーク。酒どころの新潟県新潟市出身。

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