日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ25 新生姜と茗荷のピクルス
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旅と暮らしを料理でつなぐウェブよみもの『旅のあと ふたりのレシピ』を主宰する、旅行ライターのゆさ みずあです。 現在は、薬膳やカラーの発想を取り入れながら食卓をつくる、フードディレクターとしても活動しています。
梅雨まっさかりなのに、夏のように暑い日々が続くこの頃。早くも夏バテしそう…という方もいるのでは? 疲れた身体には、酸味のある食べものを取り入れてみましょう。季節の野菜でつくるピクルスなら、食欲がなくても不思議とパクパク食べられます。
新生姜と茗荷のピクルス
甘酸っぱくてさわやかなおつまみ
〔材料(2人分)〕
- 新生姜 100〜150g
- みょうが 5〜6個
- 白ワインビネガー 200ml
- 水 100ml
- 塩 ひとつまみ
- はちみつ 適量
- 鷹の爪 1〜2本
- ローリエ 1〜2本
たくさん作って常備菜にすると便利
〔作り方〕
- 1.ピクルス液を作る。野菜以外のすべての材料を小鍋に入れて沸騰させてから冷ます。
- 2.新生姜は薄皮をこそげとり、適当な大きさにカットする(薄切りと小さなかたまりを半々にしてもよい)。茗荷は縦半分にカットする。
- 3.鍋にお湯をわかして、2の野菜をさっと茹でる。ザルにあげて水切りをしながら冷ます。
- 4.あらかじめ煮沸消毒した2つの瓶にそれぞれ野菜を入れて、ピクルス液をひたひたに注ぐ。
- 5.冷蔵庫でひと晩寝かせたら食べ頃。2〜3週間を目安に食べきる。
下ゆでをしたら水気をしっかり切る
おつまみをさらにおいしく!アイディアとコツ
少量を作ってすぐに食べるなら、食材の下ゆではしなくてもOKです。タイムやホワイトペッパーなどお好みのスパイスを加えて、作るたびに違った風味を楽しんでみても。
料理に合わせたい日本酒
綿屋 純米酒 亀の尾〔宮城・金の井酒造〕
酒米には宮城県産亀の尾を使用
宮城県栗原市で伝統的な酒造りを営む金の井酒造。全国にファンの多い「綿屋」シリーズのなかでも、今の時期おすすめしたいのが「綿屋 純米酒 亀の尾」です。
涌谷町にある黒澤農場の特別栽培米「亀の尾」を100%使用しており、すっきりとしたキレの良さとお米の柔らかな旨みのバランスが◎。「綿屋」らしさを存分に感じられる、洗練されたイメージの食中酒です。
さいごに
身体をあたためてくれる食材として有名な生姜。薬膳では解毒作用やむくみ解消などの効果もあるといわれ、さまざまなシーンで重宝されています。
茗荷も生姜と同様、血の巡りをよくしてくれるほか発汗作用や解毒作用があり、夏にたくさん食べたい食材です。
今回は新生姜と茗荷を使いましたが、好みの野菜であっという間に作れるのがピクルスの嬉しいところ。身体の調子を調えてくれるワインビネガーとの相乗効果も期待できますよ。
次回もどうぞお楽しみに!
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綿屋 純米酒 亀の尾 1800ml
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