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日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ38 牛肉と舞茸のしぐれ煮

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旅と暮らしを料理でつなぐウェブよみもの『旅のあと ふたりのレシピ』を主宰する、旅行ライターのゆさ みずあです。 薬膳やカラーの発想を取り入れて食卓をつくるフードディレクターとして活動しています。

すっかり秋めいてきたこの頃。スーパーマーケットや青果店に並ぶ食材を眺めていると、季節の移り変わりを感じます。

秋の食材といえば、きのこ! 今回は、舞茸を使ったおつまみレシピをご紹介したいと思います。

牛肉と舞茸のしぐれ煮

日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ38 牛肉と舞茸のしぐれ煮

薬味たっぷりがおいしい

〔材料(作りやすい分量)〕

  • 薬味たっぷりがおいしい
  • 舞茸 1パック
  • しょうが 小2かけ
  • 醤油 大さじ2
  • みりん 大さじ2
  • 酒 大さじ3
  • きび砂糖 大さじ1
  • 青ねぎ(小口切り) 適量
  • 七味唐辛子 適量

日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ38 牛肉と舞茸のしぐれ煮

弾力があり肉厚なものを選んで

〔作り方〕

  • 1.牛こま切れ肉は室温に戻し、必要があれば食べやすい大きさにカットする。しょうがは皮をむいて千切りにしておく。
  • 2.鍋にみりん、酒、きび砂糖を入れて中火で熱し、きび砂糖がとけてグツグツしてきたら牛肉を加える。
  • 3.軽く混ぜながら煮て牛肉の色が変わってきたら、醤油、しょうが、舞茸を加えてさらに煮る。
  • 4.汁気がなくなるまで煮詰めたらできあがり。器に盛りつけ、青ねぎと七味唐辛子をトッピングする。

日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ38 牛肉と舞茸のしぐれ煮

醤油としょうがは後から加える

おつまみをさらにおいしく!アイディアとコツ

舞茸のほか、ごぼうやにんじんなどの根菜類、こんにゃくをお好みで加えてもOK。またすき焼き風にして、溶き卵にくぐらせながら食べてもおいしいです。

料理に合わせたい日本酒

水芭蕉 秋酒 純米吟醸 ひやおろし〔群馬・永井酒造〕

日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ38 牛肉と舞茸のしぐれ煮

秋らしいシックなデザイン

群馬県北部の川場村に蔵をかまえ、伝統と革新が共存する酒造りを続けている永井酒造。代表銘柄「水芭蕉」から、ひと夏の熟成を経て旨みが増した「水芭蕉 秋酒 純米吟醸 ひやおろし」がリリースされました。

酒米には最高級の兵庫県三木、別所地区産山田錦を100%使用。柔らかなお米の旨みとほどよい酸が心地よく、辛口なので飲み飽きません。食事に合わせるなら最初はキリッと冷やして、味わいの変化をゆっくり楽しむのがおすすめです。

さいごに

薬膳の考え方では、舞茸は気を補い、血や水を生み出すはたらきを持つ食材とされています。身体を温めて胃腸を丈夫にしてくれる作用のある牛肉と組み合わせて、体調をととのえていきましょう。

これまで連載してきた「日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ」シリーズ、いかがでしたでしょうか? この度筆者が海外へと拠点を移すことになったため、同シリーズは今回で最後となります。行き先は、大好きな台湾・台北です!

引越しなどが落ち着いたらまた、現地の日本酒事情や新たなレシピシリーズなど、お酒にまつわるいろいろな情報を発信していきたいなと思っております。どうぞお楽しみに…!

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ライター プロフィール

ゆさ みずあ

ゆさ みずあ

フリーマガジンの編集者、旅行誌の編集者兼ライターを経て、中国・上海にて旅行サイトの記事執筆に携わる。1級カラーコーディネーターと薬膳マイスターの資格を生かし、料理レシピの開発やテーブルコーディネートの提案を行う。お酒(主に日本酒とワイン)が大好きで、食べ飲みあるきも趣味のひとつ。日々の食卓にはお酒を欠かさず、夫とふたりでおいしいものを作り味わうのがライフワーク。酒どころの新潟県新潟市出身。

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