日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ3 鯵のなめろう
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旅と暮らしを料理でつなぐウェブよみもの『旅のあと ふたりのレシピ』を主宰する、旅行ライターのゆさ みずあです。
最近は、薬膳やカラーの発想を取り入れながら食卓をつくる、フードディレクターとしても活動しています。
今回は、日本酒にぴったりな定番おつまみ、鯵のなめろうをご紹介します。もともとは船のうえで生まれた漁師料理だといわれる、なめろうですが、今は居酒屋などで気軽に食べられるようになりました。作り方はとってもシンプルなので、ぜひご自宅でもチャレンジしてみてださいね。
鯵のなめろう
お好みでレモンをしぼって、さっぱりといただいてもおいしい
〔材料(作りやすい分量)〕
鯵(刺身用) 半身
白ねぎ 5cm
みょうが 1個
大葉 2枚
しょうが 1かけ
味噌 大さじ1/2
醤油 小さじ1/2
みりん 少々
旬の鯵のほか、ブリやトビウオなどを使ってもOK
〔作り方〕
- 1. 鯵の小骨があれば、取り除く。白ネギとみょうが、大葉は千切り、しょうがはすりおろす。みょうがは水につけてアクを抜き、水気を取っておく。
- 2. まな板の上に鯵を置き、好きな細かさになるように包丁で手早くたたく。
- 3. 2にすべての材料を加えて、包丁でたたきながらよく混ぜ合わせる。
新鮮さが損なわれないよう、手早く調理して
おつまみをさらにおいしく!アイディアとコツ
鯵のたたき具合(細かさ)によって、食感が変わります。大きめに切ってお刺身感覚で食べても、細かくたたいて、ねっとりとした舌ざわりを楽しむのもいいですね。また、調味料や薬味のバランスを変えて、自分好みに仕上げるのがおすすめです。
料理に合わせたい日本酒
酔鯨 特別純米酒 〔高知・酔鯨酒造〕
四国・高知にて蔵をかまえる酔鯨酒造。その「酔鯨」のなかでも、こっくりとした辛口の特別純米酒を合わせてみました。
香りはあまりなく、色もほぼ透明ですが、お米の甘みを存分に感じられる仕上がりです。最初はすっきりとした酸味が、後からこっくりとふくよかな旨みが追ってくるような印象で、飲みごたえがあります。
さいごに
胃をあたためて、消化活動を促進するはたらきがあるといわれる鯵。食欲のなくなりがちな今の季節にもぴったりの食材です。血液をサラサラにしてくれる青魚を取り入れて、巡りのよい身体をつくっていきましょう。
次回もどうぞお楽しみに!
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酔鯨 特別純米酒 720ml
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