「錦のうまいもんと京の日本酒祭り 2018」に参加してきました!
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こんにちは!旅と暮らしを料理でつなぐウェブよみもの『旅のあと ふたりのレシピ』を主宰する、旅行ライターのゆさ みずあと申します。
現在は、薬膳やカラーの発想を取り入れながら食卓をつくる、フードディレクターとしても活動しています。
京都市内の「錦市場」にて、3月3日に行われた日本酒イベント「錦のうまいもんと京の日本酒祭り 2018」。日本酒好きの筆者は、夫と一緒に参加してきました! 実際に飲んだお酒や食べたものも含めて、イベントのあれこれをご紹介したいと思います。
「錦のうまいもんと京の日本酒祭り」は、「京の台所」として有名な錦市場で開催されるスペシャルイベント。市場内の各所に酒蔵ブースが置かれ、多彩な日本酒を味わいながらおつまみを楽しめるとあって、毎年たくさんの人で賑わっています。チケットはインターネットでの事前申し込み制ですが、販売開始後すぐに売り切れてしまうほどの盛況ぶり。イベントに19時から参加できる一般チケットのほか、20時からのレイトチケットも用意されていました。
イベント当日。まずは市場近くの公園で受付を済ませ、イベントがスタートするのを待つことに。前売券と引き換えにもらえるのは、100円×10枚綴りの飲食券と清水焼のオリジナルおちょこ。飲食券は、おかわりチケット販売所で追加購入できるしくみです。
今回は京都の20の酒蔵と市場内の14店舗が参加ということで、お酒もおつまみもたくさんあって迷うほど! さすがに全部はまわれないので、パンフレットに書かれた銘柄とメニューをチェックしつつふたりで作戦会議…。事前に「ここは絶対に行きたい!」というところや大まかなルートを決めておいたおかげで、余裕を持ってイベントを満喫できた気がします。
酒蔵のブースには数種類のボトルが置かれていて、好きなものを選んでチケットと交換に注いでもらいます。おちょこ一杯あたり100〜600円くらいの金額設定で、レアな銘柄や人気銘柄などもどんどん試飲できるのが嬉しい!
鮮魚店の「鮮魚 木村」には、新鮮な魚介のおつまみがずらり。白子ポン酢やあん肝など、旬の味覚を少しずつ味わえるのもたまりません。
その場で揚げてくれるアツアツの「げそ唐揚げ」や「とろ唐揚げ」は、日本酒にもぴったりでした!
市場内を行ったり来たりしながら、「玉乃光酒造」や「豊澤本店」、「増田徳兵衛商店」などいろいろな酒蔵の日本酒を味わいました。酒蔵の方に直接おすすめを聞いたり、じっくりと説明してもらえたりするのもイベントの醍醐味。ブースによっては熱燗もいただけたりと、料理に合わせてお酒を選ぶおもしろさもありました。
「川魚専門店 のとよ」で見つけたのは、「うなぎの蒲焼」や「キモ焼き」、「焼きとり」などの串もの。私たちは大好物の「キモ焼き」を購入して、「招徳酒造」の無濾過生原酒に合わせました。濃厚な旨味のあるうなぎのキモは、パンチの強いお酒にも負けないおいしさです。
市場内に一カ所、名水「錦の井戸水」を飲める場所がありました。そのまま飲むのはもちろん、おちょこをすすいだり手を洗うのにも大活躍。各所でお水のペットボトルも販売されていましたが、こういうスポットがあると便利ですよね。
日本酒が好きすぎて際限なく飲んでしまう私たち夫婦は、追加購入したチケットもあっという間に使いきり…イベント終了前に市場を後にしました。参加者には若い方も多く、女性グループがわいわいお酒を楽しむ姿も見られたり…日本酒好きがこんなにたくさんいるのだと思うと、なんだか嬉しくなりました。
にぎやかなムードにつられて、私たちも散歩がてら、はしご酒をするためのお店探しへ。ひと息ついて改めて日本酒で乾杯しながら、「また来年も参加できるといいね」と楽しかったイベントを振り返るのでした。
「KYOTO LOVE SAKE」というウェブサイトにもイベントの詳細や過去のレポートが載っているので、興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね!