日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ23 ホタルイカとうるいのマリネ
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旅と暮らしを料理でつなぐウェブよみもの『旅のあと ふたりのレシピ』を主宰する、旅行ライターのゆさ みずあです。 現在は、薬膳やカラーの発想を取り入れながら食卓をつくる、フードディレクターとしても活動しています。
今回は、晩春においしさを増すホタルイカと山菜を使って、マリネするだけのおつまみを作ってみました。米酢&かぼすの爽やかな酸味は疲労回復にも効果を発揮してくれます。日本酒との相性もぴったりなので、ぜひ試してみてくださいね。
ホタルイカとうるいのマリネ
銘々皿に盛り付けてもきれい
〔材料(作りやすい分量)〕
- ホタルイカ(ボイルしたもの) 100g
- うるい 100g
- 塩 少々
- ごま油 少々
- 米酢 小さじ1
- 醤油 小さじ1
- かぼす 1/2個
- 炒りごま ひとつまみ
- ホワイトペッパー 少々
- とろろ昆布 適量
産卵期を迎えた旬のホタルイカ
〔作り方〕
- 1.ホタルイカはさっと洗ってキッチンペーパーで水気を切る。目と口(気になる人は軟骨も)の部分を取り除く。
- 2.うるいは食べやすい大きさにカットして、塩を加えた熱湯でさっと茹でる。ざるに取り水気を切って冷ます。
- 3.ボウルにホタルイカ、軽く絞ったうるいを入れる。ごま油、米酢、醤油、かぼすの絞り果汁を加えて軽く混ぜ合わせる。
- 4.炒りごまとホワイトペッパーを加えてさらに混ぜ合わせる。冷蔵庫に30分ほど置いて、味をなじませる。
- 5.冷蔵庫から取り出し、お皿に盛りつけて、とろろ昆布をトッピングしたら完成。
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楯野川 純米大吟醸 凌冴 15 山形県内限定品 1800ml
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うるいは茹でると甘みが増す
おつまみをさらにおいしく!アイディアとコツ
レシピでは酸味をかなり控えめにしているので、物足りない場合はお酢やかぼすを多めに加えてもOKです。お酒のおつまみとしてだけでなく、冷やしそうめんの具材やごはんのお供にしてもおいしいですよ。
料理に合わせたい日本酒
楯野川 純米大吟醸 凌冴 +15〔山形・楯の川酒造〕
多彩なラインナップの楯野川シリーズ
山形県酒田市で1832年(天保3年)に創業した楯の川酒造は、「全量純米大吟醸」にこだわる酒蔵としても有名です。友人からおみやげにもらった、山形県内限定流通の純米大吟醸「凌冴 +15」を合わせてみました。
日本酒度15度の超辛口酒ですが、キレの良さはもちろんしっかりとお米の旨みも感じられます。食事を控えめに引き立ててくれる、上品なイメージの食中酒です。冷やして飲むのはもちろん、ぬる燗にしても美味。
さいごに
薬膳では、ホタルイカは造血作用があり、肝臓に栄養を与えてくれる食材。また目の疲れを和らげたりする効果もあるので、日々の食事にも積極的に取り入れましょう。
うるいをはじめとする山菜類も、老廃物をデトックスして身体をきれいにする働きがあります。青果店やスーパーに出回っている今のうちに、できるだけ食べておきたいですね。
次回もどうぞお楽しみに!