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日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ12 秋刀魚と松茸の紙包み焼き

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旅と暮らしを料理でつなぐウェブよみもの『旅のあと ふたりのレシピ』を主宰する、旅行ライターのゆさ みずあです。 現在は、薬膳やカラーの発想を取り入れながら食卓をつくる、フードディレクターとしても活動しています。

秋雨の降る寒い日が続き、冬の気配さえ感じる最近ですが…。まだまだ、秋においしい食材を楽しみ尽くしたい! ということで、今回は旬の味覚、秋刀魚と松茸を使ったちょっぴり贅沢なおつまみをご紹介したいと思います。

秋刀魚と松茸の紙包み焼き

秋刀魚と松茸の紙包み焼き

食材の旨みをぎゅっと凝縮

〔材料(2人分)〕
秋刀魚 1尾
松茸 1〜2本
ネギ 1本
塩 少々
ホワイトペッパー 少々
米油(サラダ油でもOK) 適量
かぼす(またはすだち) 適量

秋刀魚と松茸の紙包み焼き

鮮度が命! 秋の味覚コンビ

〔作り方〕

  • 1.秋刀魚の頭と尾の部分を切り落とし、内臓を取ってきれいに洗う。胴体を二等分して、両面に塩をふりしばらく置く。出てきた水気はキッチンペーパーでふきとる。
  • 2.松茸は水をはったボウルでやさしく洗い、キッチンペーパーで水気をとる。石づき部分を削り、薄切りにする。ネギは白い部分をななめ薄切りにしておく。
  • 3.十分な大きさにクッキングシートを広げ、米油をぬり広げる。ネギ、松茸、秋刀魚の順で、仕上がりをイメージしながらきれいに並べる。
  • 4.塩とホットペッパーを軽くふり、クッキングシートで具材をしっかり包む。
  • 5.温めたフライパンに4を入れて、フタをして中弱火で約10分焼く。
  • 6.5をお皿にうつし、食べる直前に包みを開けて、カットしたかぼすを添える。さっと醤油をたらしていただく。

秋刀魚と松茸の紙包み焼き

並べ方で仕上がりに差がつく

おつまみをさらにおいしく!アイディアとコツ

魚は好きな種類で代用できるほか、松茸のかわりに舞茸やしめじを使ってもOK! 手に入るなら、秋刀魚と松茸の組み合わせをぜひ試してみて。包むときにバターや醤油を加えて、食材に味をふくませるのもおすすめ。

料理に合わせたい日本酒

鶴亀 純米ひやおろし 熟成酒〔新潟・越後鶴亀〕

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ラベルデザインもおしゃれで素敵

新潟の酒蔵「越後鶴亀」が季節限定でリリースする「純米ひやおろし 熟成酒」。酒米は五百万石、こしいぶきを使ってつくられており、日本酒度は+3。土蔵内でひと夏貯蔵し、熟成させた生詰めの純米酒です。

新潟らしいするっと綺麗な飲み心地に、丸みを帯びた芳醇な味わいが魅力。松茸の香りを邪魔せず、お米の旨みで秋刀魚の味わいを引き立ててくれるのも嬉しいですね。

さいごに

薬膳の世界では、秋刀魚をはじめとする青魚は、血の巡りをよくする食材とされています。また胃を温めて消化活動を促進してくれるほか、免疫力がアップするなど良いことづくめ! 適度に取り入れながら、風邪に負けない身体をつくっていきたいものです。

秋に出まわる酒として人気のひやおろしを合わせて、秋刀魚と松茸の絶妙なコンビネーションを堪能してみてくださいね。

次回もどうぞお楽しみに!

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ライター プロフィール

ゆさ みずあ

ゆさ みずあ

フリーマガジンの編集者、旅行誌の編集者兼ライターを経て、中国・上海にて旅行サイトの記事執筆に携わる。1級カラーコーディネーターと薬膳マイスターの資格を生かし、料理レシピの開発やテーブルコーディネートの提案を行う。お酒(主に日本酒とワイン)が大好きで、食べ飲みあるきも趣味のひとつ。日々の食卓にはお酒を欠かさず、夫とふたりでおいしいものを作り味わうのがライフワーク。酒どころの新潟県新潟市出身。

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