日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ11 いろいろきのこのホットサラダ
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旅と暮らしを料理でつなぐウェブよみもの『旅のあと ふたりのレシピ』を主宰する、旅行ライターのゆさ みずあです。 現在は、薬膳やカラーの発想を取り入れながら食卓をつくる、フードディレクターとしても活動しています。
秋ならではの食材がたくさん出回り、食欲が一層増すこの季節。軽いおつまみに、きのこを使ったヘルシーなホットサラダはいかが?食物繊維たっぷりなきのこが、疲れ気味の胃腸をととのえてくれるはず。できたてでも冷めてもおいしく、常備菜にもなる簡単レシピをご紹介します。
いろいろきのこのホットサラダ
深さのある器に盛り付けると◎
〔材料(作りやすい分量)〕
きのこ(しいたけ、えのき、エリンギ、舞茸など) 好きなだけ
小ネギ 1〜2本
やまと芋(長芋でもOK) 100g
醤油 大さじ2
みりん 大さじ1
青のり 少々
米油(サラダ油でもOK) 適量
塩 少々
ホワイトペッパー 少々
数種類のきのこをバランスよく使って
〔作り方〕
- 1.キッチンペーパーできのこの汚れをとる(気になるものは軽く洗う)。石づきがあるものは取り、適当な大きさにカットするか、ほぐしておく。
- 2.やまと芋の皮をむき、おろし器ですりおろす。小ネギは3cmの長さにカットする。
- 3.フライパンに米油をひいて、中火に熱する。きのこを入れて塩とホワイトペッパーをふり、蓋をしてしばらく蒸し焼きにする。
- 4.きのこがしんなりしてきたら、蓋を取る。醤油、みりんを加えて混ぜ合わせ、小ネギも入れて、水分がほぼなくなるまで炒める。
- 5.ボウルに4をうつし、すりおろしたやまと芋、青のりを加えてさっと混ぜ合わせる。味をみて足りなければ、醤油を追加する。
- 6.器に盛り付けて、青のりをさらにトッピングする。
熱いうちに手早く混ぜるのがコツ
おつまみをさらにおいしく!アイディアとコツ
シンプルな味つけの方が素材本来の味わいを楽しめますが、物足りない人はバターを加えたり、食べる途中で七味唐辛子、山椒などを加えても。余ったらシメにうどんやそばを用意して、つけダレ風にしていただくのもおいしいです。
料理に合わせたい日本酒
越乃寒梅 純米吟醸 灑〔新潟・石本酒造〕
ラベルの模様は「亀田郷」をイメージ
新潟が誇る名酒、「越乃寒梅」シリーズ。蔵元の石本酒造が研究を重ねて、2016年に新しく発売となったのがこの「純米吟醸 灑(さい)」です。今までの越乃寒梅のイメージを覆す、スタイリッシュなボトルのデザインに期待が高まります。
香りは控えめで、新潟らしくキリッとした辛口のお酒。あくまでも口あたりは柔らかく、飲んだ後には、ふんわりと乳酸の旨みや心地よい酸味が広がります。野菜のおつまみから肉料理までどんな料理も引き立ててくれる、万能タイプの食中酒です。
さいごに
薬膳の世界では、きのこ類は体内の毒素を排出してくれるだけでなく、精神を安定させてリラックス状態に導く効果もあると言われる優秀な食材です。油との相性もよく、素材自体に旨みがたっぷり。下ごしらえに手間もかからないので、普段の食卓にどんどん取り入れていきたいものですね。
次回もどうぞお楽しみに!
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越乃寒梅 純米吟醸酒 灑 720ml
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