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日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ2 たことトマトのハーブマリネ

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旅と暮らしを料理でつなぐウェブよみもの『旅のあと ふたりのレシピ』を主宰する、旅行ライターのゆさ みずあです。
最近は、薬膳やカラーの発想を取り入れながら食卓をつくる、フードディレクターとしても活動しています。

日本酒というと和食が思い浮かびますが、今回はハーブやスパイスを取り入れた、カラフルな洋風おつまみをご紹介します。火を使わなくてもかんたんに調理ができ、作り置きもOKなのでとっても便利。おしゃれな器に盛りつけて、目でも舌でも楽しんでみましょう。

たことトマトのハーブマリネ

冷蔵庫でよく冷やして、サラダ気分でいただくのがおすすめ

〔材料(作りやすい分量)〕
たこ(ボイルしたもの) 150g
ミニトマト 8個
うずらの卵(茹でたもの) 6個
塩 ひとつまみ
オレガノ 適量
コリアンダーパウダー 適量
パプリカパウダー 適量
オリーブオイル 適量

トマトやうずら卵のコロンと可愛いフォルムを生かしたおつまみ

〔作り方〕

  • 1. たこは一口サイズ、ミニトマトとうずらの卵は半分にカットする。
  • 2. 1を入れたボウルにすべての調味料を入れて、軽く混ぜ合わせる。
  • 3. 冷蔵庫に入れてしばらく味をなじませておき、食べる直前にお皿に盛りつける。

ボイルたこの臭みが気になるときは、熱湯でさっと湯がいて

おつまみをさらにおいしく!アイディアとコツ

ハーブやスパイスは、オレガノのかわりにクセのないパセリ、または個性的なタイムやクミンを使ってみるなど、家にあるものを自由に組み合わせると楽しいと思います。カレーパウダーも合いますし、チリパウダーで少しだけ辛みを加えてもおいしいです。

料理に合わせたい日本酒

風よ水よ人よ 純米 〔石川・福光屋〕

涼しげな水色のボトルは食卓に置いてもスタイリッシュ

純米酒、純米吟醸、純米大吟醸だけをつくる老舗酒蔵・福光屋の純米酒「風よ水よ人よ」。「軽快なめらか爽麗仕込み」とボトルにもあるとおり、飲みやすく食中酒にぴったりのお酒です。

最初はワイン?と思うようなフルーティーな香りがしますが、飲んでみると綺麗でふんわり。端正かつマイルドな後味は、特に女性に好まれそう。さっぱりと適度なアルコール感が、トマトの酸味やハーブ&スパイスの個性的な味わいを引き立ててくれます。

少しずつ暑くなってくるこの時期は、薬膳でいう「赤」の食材を取り入れて元気をチャージするのがおすすめ。トマトは口の渇きをいやし、熱を冷ましてくれます。また、たこは身体の疲労をとり、エネルギーを回復させてくれるといわれています。

香りのよいハーブ類や食欲を増進させるスパイスも上手に取り入れながら、これから始まる梅雨や夏の暑さをのりきっていきたいものですね。

次回もどうぞお楽しみに!

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ライター プロフィール

ゆさ みずあ

ゆさ みずあ

フリーマガジンの編集者、旅行誌の編集者兼ライターを経て、中国・上海にて旅行サイトの記事執筆に携わる。1級カラーコーディネーターと薬膳マイスターの資格を生かし、料理レシピの開発やテーブルコーディネートの提案を行う。お酒(主に日本酒とワイン)が大好きで、食べ飲みあるきも趣味のひとつ。日々の食卓にはお酒を欠かさず、夫とふたりでおいしいものを作り味わうのがライフワーク。酒どころの新潟県新潟市出身。

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