日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ18 芽キャベツのグリル ツナとくるみ和え
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旅と暮らしを料理でつなぐウェブよみもの『旅のあと ふたりのレシピ』を主宰する、旅行ライターのゆさ みずあです。 現在は、薬膳やカラーの発想を取り入れながら食卓をつくる、フードディレクターとしても活動しています。
暦では「立春」を迎え、春の気配を少しずつ感じられるようになってきました。この時期にぜひ味わっておきたい春野菜といえば、芽キャベツ! ころんとした形も可愛らしく、さまざまな料理にアレンジできる便利な食材です。今回は、ストック食材と組み合わせてさっと作れる、芽キャベツが主役のおつまみをご紹介します。
芽キャベツのグリル ツナとくるみ和え
しっかりと焼き色をつけるのがポイント
〔材料(作りやすい分量)〕
- 芽キャベツ 10個前後
- ツナフレーク 50g
- くるみ(乾燥) 2〜3かけ
- 米油(サラダ油でもOK) 適量
- だし醤油 小さじ1
- マヨネーズ 小さじ2
- ホワイトペッパー 少々
緑色が濃く重いものを選ぶと◎
〔作り方〕
- 1.芽キャベツは根元を切りおとし、外側の葉を2〜3枚はがす。あく抜きのためにさっと下茹でしてから、半分にカットする。くるみは細かく砕いておく。
- 2.フライパンに米油を熱し、芽キャベツを並べる。表面に焼き色がつくまで、弱火でじっくり焼く。
- 3.ボウルに2の芽キャベツ、ツナフレーク、くるみ、だし醤油、マヨネーズを加えてさっくりと混ぜ合わせる。
- 4.器に3を盛りつけて、ホワイトペッパーをふりかける。
熱いうちにさっと混ぜあわせて
おつまみをさらにおいしく!アイディアとコツ
ほろ苦い芽キャベツに合う、砕いたくるみのこっくりとした旨みが隠し味。辛みがほしいときは、一味唐辛子やゆず胡椒などをプラスしてもおいしいです。
料理に合わせたい日本酒
純米酒 雲雀〔熊本・通潤酒造〕
熊本県の県鳥がイラストに
酒造りに最適な環境がそろう熊本県山都町で、地元の酒米と水、「くまもと酵母」にこだわって醸造を行う通潤酒造。1792年(寛政4年)から残る古い酒蔵では製造工程の見学や試飲を楽しむことができ、山都町の新名所として連日多くの人で賑わっています。
おすすめは、「関わった人の顔が見えるお酒を」という想いからつくられた「雲雀(ひばり)」シリーズ。山都町産米を100%使用した純米酒は、酸味と甘みがほどよくバランスのとれた印象です。常温でもおいしいですし、ぬる燗にするとお米の旨みがさらに引き立ちます。
さいごに
通常のキャベツと比べてビタミン、カリウム、食物繊維などの栄養が豊富に含まれている芽キャベツ。薬膳の世界では、胃の働きを助けてくれるほか、疲れやすい身体を改善してくれるともいわれています。また、アンチエイジングと滋養強壮の効果が期待できるくるみも、合わせて積極的にとりたい食材のひとつです。
次回もどうぞお楽しみに!
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純米酒 雲雀
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