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日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ35 鮭の南蛮漬け

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旅と暮らしを料理でつなぐウェブよみもの『旅のあと ふたりのレシピ』を主宰する、旅行ライターのゆさ みずあです。 薬膳やカラーの発想を取り入れて食卓をつくるフードディレクターとしても活動しながら、大阪にて不定期のバー営業をはじめました。

今回は、からりと揚げた鮭を野菜とともにピリ辛の南蛮酢に漬け込んだ、「鮭の南蛮漬け」のレシピをご紹介します。常備菜にもぴったりで、魚のほかお肉や野菜などいろいろな食材でアレンジできるのも便利! ぜひ試してみてくださいね。

鮭の南蛮漬け

日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ35 鮭の南蛮漬け

野菜をたっぷりのせてヘルシーに

〔材料(作りやすい分量)〕

  • 鮭の切り身 2〜3切れ
  • 玉ねぎ 1/4個
  • セロリ 1/3本
  • パプリカ 1〜2個
  • 塩 適量
  • こしょう 適量
  • 小麦粉 適量
  • 米油 適量
  • あさつき(小口切り) 適量

〔南蛮酢(作りやすい分量)〕

  • だし 100ml
  • 米酢 70ml
  • うすくち醤油 大さじ1
  • 酒 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • きび砂糖 小さじ2
  • 塩 小さじ1/2
  • 唐辛子(乾燥・小口切り) 適量

日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ35 鮭の南蛮漬け

鮭はどんな種類でもOK

〔作り方〕

  • 1.玉ねぎ、セロリ、パプリカはそれぞれ薄切りにする。鮭は皮と骨をとり、食べやすい大きさにカットして塩こしょうをふっておく。
  • 2.南蛮酢をつくる。唐辛子以外のすべての材料を鍋に入れて、沸騰させてアルコールを飛ばす。火を止めて、玉ねぎ、セロリ、パプリカ、唐辛子を加えて冷ます。
  • 3.鮭の両面に小麦粉をふる。180度に熱した米油でカリッと揚げて、油を切る。
  • 4.熱いうちに鮭を南蛮酢に漬け込み、冷蔵庫で1時間ほど冷やして味をなじませる。
  • 5.器に盛りつけて、あさつきをトッピングする。

日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ35 鮭の南蛮漬け

南蛮酢は先に作って冷ましておく

おつまみをさらにおいしく!アイディアとコツ

野菜は、カラーの違う数種類をミックスすると食欲をそそる見た目に。だしのベースを変えたり、お酢をワインビネガーにしてみたり、甘さを調整しながら好みの味つけを探してみてください。

料理に合わせたい日本酒

緑川 純米吟醸〔新潟・緑川酒造〕

日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ35 鮭の南蛮漬け

新潟らしいキレのある淡麗辛口

新潟県魚沼市で1884年(明治17年)に創業して以来、酒造りや管理はもちろん、流通の仕方にまでこだわる姿勢が多くのファンをひきつけている緑川酒造。地下から汲み上げる軟水を仕込み水に使用して低温熟成で仕上げたお酒は、繊細でまろやかな味わいです。

「緑川 純米吟醸」は、穏やかな吟醸香とすっきりとした飲み口が特徴。お米の旨みはしっかりと感じられるのに、上品で飲み飽きません。野菜を使った前菜や魚介料理に合わせて、食中酒として楽しむのがおすすめ。

さいごに

薬膳の世界では、鮭は胃腸をあたためて消化を促進し、血の巡りをよくしてくれる食材といわれています。鮭と同様に体内の循環機能を高めてくれる玉ねぎや、余分な水分を取り除いてくれるセロリなどをうまく組み合わせて、心身のバランスをととのえていきましょう。

次回もどうぞお楽しみに!

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ライター プロフィール

ゆさ みずあ

ゆさ みずあ

フリーマガジンの編集者、旅行誌の編集者兼ライターを経て、中国・上海にて旅行サイトの記事執筆に携わる。1級カラーコーディネーターと薬膳マイスターの資格を生かし、料理レシピの開発やテーブルコーディネートの提案を行う。お酒(主に日本酒とワイン)が大好きで、食べ飲みあるきも趣味のひとつ。日々の食卓にはお酒を欠かさず、夫とふたりでおいしいものを作り味わうのがライフワーク。酒どころの新潟県新潟市出身。

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