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日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ6 じゅんさいとなめこの冷製スープ

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旅と暮らしを料理でつなぐウェブよみもの『旅のあと ふたりのレシピ』を主宰する、旅行ライターのゆさ みずあです。 現在は、薬膳やカラーの発想を取り入れながら食卓をつくる、フードディレクターとしても活動しています。

見た目も涼しげな夏の風物詩、じゅんさい。日本では秋田県のものが多く流通しており、今の時期には生のものも出回っています。ぷるぷるとした喉越しに独特の歯ごたえがたまらないおいしさですよね。今回はそんなじゅんさいを使った冷製スープをご紹介します。

じゅんさいとなめこの冷製スープ

夏のおもてなしにもふさわしい一品

夏のおもてなしにもふさわしい一品

材料(作りやすい分量)
じゅんさい 1袋(150g)
なめこ 1袋(100g)
だし(かつおと昆布) 500ml
うすくち醤油 大さじ1と1/2
かつおぶし 適量
しょうが 適量

最盛期のものは粒が大きく、食べごたえあり

最盛期のものは粒が大きく、食べごたえあり

作り方

  • 1.じゅんさいとなめこをそれぞれボウルに入れてさっと洗い、熱湯で湯通しして氷水で冷やす。冷めたら水気を切る。
  • 2.鍋に1とだし、うすくち醤油を加えて混ぜ合わせ、味をみて調整する。
  • 3.器に盛り、かつおぶしとすりおろししょうがをトッピングする。

じゅんさいは湯通しすると、鮮やかな緑色に

じゅんさいは湯通しすると、鮮やかな緑色に

おつまみをさらにおいしく!アイディアとコツ

このままでも十分おいしいのですが、茹でたタコやきゅうりを加えて具だくさんなおつまみにアレンジするのもおすすめ。また、食欲がないときは、お醤油を少し足してそうめんのつけ汁にしてもいいですね。

料理に合わせたい日本酒

日高見 超辛口 純米酒〔宮城・平孝酒造〕

上品で透明感のある味わいが特徴の日高見

上品で透明感のある味わいが特徴の日高見

秋田産のじゅんさいには、同じく東北地方のお酒を合わせてさっぱりといただきます。「日高見」の超辛口純米酒は、「ひとめぼれ」を60%精米で仕上げており、冷やでも燗でもおいしく飲める守備範囲の広さが魅力。

超辛口といってもしっかり旨みがあって、お米らしいまろやかな甘さも感じられます。舌にピリッとくるさわやかな酸が心地よいアクセント。温度を変えて、それぞれの味わいを飲み比べるのも楽しいと思います。

さいごに

薬膳(中医)の発祥とされる中国でも、古くから薬効があるとして食べられてきたじゅんさい。夏季に水中でできる食材で、身体の熱をとり、むくみなどの水毒を改善してくれるといわれています。また、なめこには、疲労回復、胃腸を保護するといった夏にうれしい効果も。

つるんと食べられる冷製スープは、晩酌のはじめに、天ぷらや焼きものなどの口直しにと、どんなタイミングでもおいしい万能選手。日々の食卓に、積極的に取り入れていきたいものですね。おもてなしの時にはグラスに少しずつ盛りつけると、スペシャル感を演出できますよ。

次回もどうぞお楽しみに!

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日高見 純米 超辛口 720ml
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ライター プロフィール

ゆさ みずあ

ゆさ みずあ

フリーマガジンの編集者、旅行誌の編集者兼ライターを経て、中国・上海にて旅行サイトの記事執筆に携わる。1級カラーコーディネーターと薬膳マイスターの資格を生かし、料理レシピの開発やテーブルコーディネートの提案を行う。お酒(主に日本酒とワイン)が大好きで、食べ飲みあるきも趣味のひとつ。日々の食卓にはお酒を欠かさず、夫とふたりでおいしいものを作り味わうのがライフワーク。酒どころの新潟県新潟市出身。

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