新潟のお寿司屋さんでしか飲めない?!「鶴齢純米吟醸すし組合厳選酒」って知ってる?
掲載
店頭では買うことができない、新潟のお寿司屋さんでしか飲めない日本酒があるってご存知でしたか?その日本酒とは「鶴齢純米吟醸すし組合厳選酒」。南魚沼にあります青木酒造と新潟県すし組合がコラボして造った特別な日本酒なんです!!
青木酒造と新潟県すし組合がコラボした!
この取り組みが始まったのは昨年の2017年。一年目は、すし組合青年部が青木酒造を訪れた際に、醸造した約40本のタンクの中から試飲し、「お寿司に合う」味を皆で投票。その日本酒をすし組合厳選酒として組合加盟店のお寿司屋さんで提供しました。
そして二年目の今年は、組合と青木酒造とでお寿司に合う味わいを綿密な話し合いの元、醸造。組合青年部も実際に酒造りのお手伝いをしながら自分たちのお酒を造ったのです。
淡麗ながらも旨口
新潟県南魚沼市に蔵を構える青木酒造は、昨年創業300周年を迎えた歴史あるお蔵です。新潟と言えば「淡麗辛口」というイメージがあるかと思いますが、青木酒造の代表銘柄「鶴齢」は、淡麗旨口として地元を中心に新潟では人気の銘柄なのですよ。
味の決め手は“お寿司に合うこと”&“新潟カラー”
はい。では、この厳選酒がどんなお酒なのかというと…
酒米は新潟の酒米「越淡麗」を使用(55%精米)し、酵母も新潟のものを使用しています。味わいは昨年のコンセプト同様「お寿司に合う味わい」を目指しました。
いくつか醸造した試作品の中から、すし職人たちが実際に試飲し、蔵元と議論して選んだそうです。
また、お店で提供するにあたり「純米吟醸」クラスになりますとお値段は少し高くなってしまいますが、それでもやはり「新潟の良いお酒を飲んで欲しい」という想いで、造りは「純米吟醸」にこだわったとか!
さて。こちらが今年の2月に瓶詰めされたお酒です。瓶詰め後は「雪室」で高品質のまま保管され、こまめに出荷されています!また、越淡麗は他の酒米と比べ、寝かせると味わいが落ち着いてくると言われていますので、その変化を楽しむのもいいかもしれませんね。
新潟のお寿司屋さんでこの日本酒を見かけたら、迷わずお試し下さい!