表参道で昼から日本酒と蕎麦!アルコールをぶち込んだ「オトナな休日」
掲載
肉体的、法的、書類上ではもう立派すぎる大人。だけど心は思春期真っ最中の中学生。なんてどこかの名探偵みたいな導入文を真顔で書いている。
思春期だけならまだしも、厄介な厨二病も患っているので、ふと「大人になるってなんなんだろう、どうして大人になるんだろう」などと考えることがある。夜な夜な考えた結果、「真昼間から酒が飲めるのが大人だ!!!!!!」と頭が悪い結論に至った。
ということで、立派な大人になるために、真昼間からアルコールをぶちこむ休日を過ごして来た。
表参道の蕎麦屋「しろう」
表参道駅、Apple Storeの前にある出口から徒歩7分程度のところにある「しろう」。世間一般のお昼時を過ぎた頃だったので、スイスイと入店できた。
カウンター席に案内される。蕎麦屋のカウンター席でご飯。それだけで、大人になった気分。いや、立派な大人なんだけれどね。心の話。
目の前には大量のお酒!アルコールをぶちこむのが大好きマンの方々にはお馴染みのキンミヤから、魔王。そしてそば焼酎も。気になるラインアップすぎる。
この中で私が一番気になったのは「六代目百合」。初代から五代目までも百合だったのかな…。
と言いながら、まず頼んだお酒は「真野鶴」。尾畑酒造というところでつくられている、すごくフルーティーな味の日本酒。いい風味がしっとりと残って、余韻を楽しめるお酒だった。
真野鶴の中にもたくさん種類があるらしい。いつか真野鶴全部飲み比べ大会とか、やってみたいものだ。
真野鶴をちびちび飲みながら、何を食べようか考える。
外が少し暖かかったし、冷たい蕎麦がいいかな。だけどこの後に気温が下がって寒くなったら嫌だし。なんて、上がり下がりが激しい気温のことを考えて選んだのはこちら。
ノーマルなせいろ蕎麦!人生何事も基本が大事だから、とりあえずせいろ。蕎麦通ではないから「う〜ん、この蕎麦は7:3だなあ……」みたいなことは言えないけれど、コンビニエンスストアで売られている蕎麦より、街中にあるチェーンの蕎麦屋よりも美味しいことはわかる。
辛くないわさびをつけて、蕎麦をズルズル食べて、日本酒を飲む。なんか、今、ものすごく粋な日本人をやっている気がする。てやんでい。大人を通り越して、粋になっちまった。
店内が混みはじめたころ、ちょうど真野鶴も空になったので、退散。日本酒を呑んで、ゆっくり蕎麦を食べても外はまだまだ明るい。
しかもここは表参道。オシャレタウンだ。ちょっと大人な買い物もできるし、途中のコンビニエンスストアでお酒を買い足して、代々木公園で飲酒散歩もできる。素敵な休日の一軒目にぴったりの蕎麦屋「しろう」だった。立派な大人に、なれた気がする。