福島県の日本酒と出会う!「ふくしま美酒体験」で福島が好きになる
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2019年8月9日(金)、セルリアンタワー東急ホテルで行われた「ふくしま美酒体験in渋谷」に行ってきました!ふくしま美酒体験は今年で22回目。日本酒を愛する人たちに支えられて開催されてきたイベントです。
それでは早速、福島のお酒を味わいに行ってきます!
受付後、今回出店している蔵元の一覧とグラスをいただき、まずはぐるりと一周。
このグラスは使用後に持ち帰りができます。今日の記念になって、家飲みときに役に立つ…うれしい。
場内にはこのように、福島県のどこの市の蔵かがわかりやすく掲示されています。
まずは、喜多方市にある「吉の川酒造店」の「吉の川 大吟醸」を。
真夏の渋谷を歩き、汗だくでたどり着いた最初の一杯。さいっっこうのスッキリ感!飲みやすすぎて、もうゴクゴクいけちゃいます。
日本酒で一気飲みはアホだけど、もう乾いた喉を潤すのに最高の一杯でした。最初の一杯が吉の川でよかった!幸せなスタートです!
次は二本松市にある「人気酒造」の「純米吟醸 夏生」。名前の通り、夏酒。
まだ暑かったので、私の喉は正直。さっぱりしたお酒を求めていたのでしょう。想像通り、爽やかな味わいです。後味に少しだけ酸味が残るけれど、嫌な残り方はしません。
季節のお酒が飲めるから、日本には四季があってよかったと心から思っている2019年の夏。
和らぎ水の入れ物がホテル仕様。テンションが上がります。ビュッフェみたいな。えへへ。
次は会津坂下町にある「曙酒造」の「大吟醸 一生青春」。夢の香を使っています。夢の香は、福島県が独自に開発した酒造好適米です。県内限定品で、都内では珍しいとか…?
甘いのに、すごく飲みやすい!嫌な後味がなくて、喉を通った瞬間に「美味しい!」がやってきます。
フルーティーな香りがあるけれどフルーティーすぎず、いい甘み。本当に美味しかったです。
そして、何やら人がたくさん集まっているブースが…。
福島市にある「金水晶酒造店」の「金水晶 純米吟醸「直汲み」生原酒 1/4 五百万石」、「金水晶 純米吟醸「直汲み」 3/4 華吹雪」です。
五百万石の方は、お米の味がすぐにわかりました。お酒によって味が変わる、と言いますが、正直違いをよくわかっていませんでした。だけど、この金水晶で飲むとすごくわかりやすい…!
初めて、お米の味がわかったお酒でした。
また、華吹雪の方は、五百万石と比べると少しキリリっとした印象です。フルーティーな甘さはあるけれど、飲みやすいのはキリッと感と甘さのバランスがちょうどいいからなのでしょう。
金水晶酒造店のお酒、両方とも最高でした!
帰り道には福島県産の桃が売られていたのでついつい購入。今日いただいたグラスに日本酒を入れて、桃をおつまみに飲もうかな、なんて考えています。
こんなにも福島のお酒を楽しめる機会は、他ではないのでは?たまにエグみがある日本酒がありますが、全体的に、飲みやすい日本酒が多かったように感じます。
飲むお酒の全部が美味しくて、出店者の方も「これは試飲なの?!」という量を注いでくれて…。美味しいお酒と出会える最高の場でした!
今回のふくしま美酒体験をきっかけに福島のことが好きになり、福島の酒造のことをもっと知りたくなったので、今度は福島に取材に行きたいな…なんて。思っています。
福島の日本酒をもっともっと飲みたいぞー!!!