「北海道産酒Barかま田」で酒浸り!150種類以上の日本酒がすすきので飲める!
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すすきのにある「北海道産酒Barかま田」。ここで、北海道のお酒がたらふく飲めると地元の友人に聞いたので、早速行ってきた。
名刺の量がすごい。端から端まで全部ください!ができちゃうやつ。
ラベルに書いてあるサインはファイターズと書いているし、おそらく北海道日本ハムファイターズの選手のものだろう。
「ファイターズLOVE!」っていうただのファンが書いたサインだったらどうしよう…。
壁には、Barの店主である鎌田さんの歴史が飾られている。
なんと、「第3回世界きき酒師コンクール」に参加し、日本酒部門、焼酎部門で史上初のW準優勝を果たしたそう。
”「世界唎酒師コンクール」は、日本の食文化の「日本酒・焼酎」の美味しさや楽しさを消費者にわかりやすく、そして正しく提供できる世界一の唎酒師を目指しその知識や技術と心を競う大会です。”
こんな大会があること自体知らなかったけれど、世界中の酒好きがきっと集まるんだよね。その中で、2部門で準優勝。世界二位のきき酒師。すごすぎて「ハーーーーッ!」というリアクションしかできない。
カウンター5席、対面で座る事の出来るサブカウンターに6〜12名ほどと、テーブル席でだいたい32席ほどある。
カーテンで仕切ると個室にできるスペースもあり、ゆっくり日本酒を楽しみたいときにぴったりだ。
人間が一日に飲める日本酒の量には限界がある。だからこそ、自分が好きになれる一杯を見つけることが重要だ。まあ実際のところ、ラベルを読んでも辛口なのかどうかくらいしかわからない。
「北海道産酒Barかま田」では、店員さんに好みを伝えるとオススメの日本酒を選んでくれる。日本酒初心者にも優しいお店。LOVE。
まずは「一番地」から。千歳鶴商会で売られている。
ラベルが横書きで、めちゃくちゃドーン!と書かれているわけではなく、スタイリッシュ感。シュッとしている。
フルーティーな風味。少しりんごっぽい?のかな。なのに辛口。少し甘みがあるけれど、お酒の甘みではなくフルーティーな甘みというかなんというか。
後味がすっとなくなり、嫌なアルコールの味がしない。美味しい。
次は「まる田」。無ろ過生原酒の文字を見るとちょっと「おっ!」と思うようになった。通ぶっている。イキっている。
蔵元は小林酒造株式会社。北海道栗山町で産まれたお酒だ。
辛口だけど、辛さだけがガツンと来るわけではない。ちょっとした甘みもある。飲みやすい。
こちらは、苫小牧市の地酒「美苫」。
苫小牧市の「水道水(樽前山の伏流水)」と、苫小牧市の隣にある北海道厚真町の酒造好適米「彗星(すいせい)」を100%使用した純米吟醸酒。
水道水で日本酒が作れるなんて、と思ったが、苫小牧市の水道水は美味しいと母から聞いたことがある。樽前山が近くにあるからよ〜みたいな軽い感じだったから信じていなかったけど。
先程までのお酒と比べると、ちょっとだけクセを感じる。だけど飲みづらさはなく、どちらかといえば「まる田」と似た味わい。
「美苫」にはクリームチーズ系の食べ物が合いますよ、とお店の方に教えてもらった。ありがたい。
そして最後は「えぞ乃熊」。旭川永山産の酒米“きたしずく”を使用した純米吟醸。「一番地」がすごく飲みやすく、美味しかったから、似てるお酒をセレクトしてもらった。
後味が全然ない。残らない。辛口が好きなので少し甘く感じたけれど、香りがよくて飲みやすい。
やっぱり、香りがいいお酒は飲んでて楽しい。ハッピー。酒ハッピー!!!
「北海道産酒Barかま田」で、4杯の日本酒を味わった。まだ楽しんでいない日本酒が146種類もある。ポケモンでいえば、コラッタとか、ポッポくらいしか見かけていない状況だろう。
早く自分の日本酒レベルをあげて、なんかヤバそうな日本酒に挑みたい。