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「虫」がキャラクターの変わった日本酒

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皆さんは「虫」がイメージキャラクターの日本酒ラベルを見たことがありますか?
実際に日本には「虫」がキャラクターの日本酒がいくつかあります。
今回はそんな「虫」にまつわる日本酒を紹介していきます。

泉橋夏ヤゴピンク(ブルー)生もと純米生原酒

「虫」がキャラクターの変わった日本酒

こちらの日本酒を製造している泉橋酒造は、神奈川県内有数の穀倉地帯である海老名耕地に酒蔵を構え酒造りを行っています。
泉橋酒造では「栽培醸造物」をモットーに歩んできました。
栽培醸造物とは、米作りから酒造りを実践するこだわった珍しい酒蔵です。
お米にもこだわっている為、味噌や醤油の製造も行っておりこちらを使用しておつまみを作ってみるのもいいかもしれません。
夏ヤゴピンクは「ヤゴ」が健康に育つ環境作りをし、良い栽培土壌で育てたお米で造ったお酒なのでこの名がつけられたそうです。

三井の寿夏純にごりCicala(チカーラ)

「虫」がキャラクターの変わった日本酒

こちらの日本酒を製造している「みいの寿」は創業以来一貫して酒造りにこだわり、製造する日本酒の90%以上が特定名称酒となっている吟醸蔵元です。
少しイタリアンなラベルがおしゃれで、描かれているのはセミです。
イタリア語でセミは「チカーラ」と呼ばれ親しまれているのでこの名前がつけられたそうです。
リンゴ酸高生産株の酵母を使用しているので、すっきりと爽やかに飲めます。
暑い季節にぴったりの日本酒です。

仙禽 かぶとむし

「虫」がキャラクターの変わった日本酒

こちらの日本酒を造っている「仙禽(せんきん)」は丹精込めて作られ、ラベル貼りに至るまで丁寧に行っておられます。
その為、生産数は非常に少なく(年間約7万本)貴重なものになっています。
かぶとむしのイラストがポップですがその味は本物です。
グレープフルーツやオレンジのようなフルーツ感溢れる香りと、爽やかな酸味は夏にぴったりです。
その爽やかさから「大人のレモンスカッシュ」とも呼ばれています。

ラベルには想いが詰まっている

日本酒のラベルには酒蔵ごとの強い想いがしっかりと詰まっていました。
ラベルを見ながらその背景を学びつつ飲む日本酒もいいかもしれませんね。

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ライター プロフィール

白根佑一

白根佑一

フリーライター兼ブロガー。
食品系の大学を卒業し、コンビニのお弁当、おむすびのレシピやアイデアを考える商品開発職として働く。
独立後は、コンビニの商品開発経験やフードスペシャリスト、食品衛生管理者の資格を生かして食やお酒についての情報発信を行っている。
特に日本酒とワインが好きで日本全国のうまいものとお酒を飲みながら旅をするほど食と生活が一体化した生き方をしている。日本三大酒どころの広島県出身。