日本酒が進む!ご当地漬物~関西編~
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日本酒を楽しむうえで欠かすことが出来ないのがおつまみ。前回は北海道・東北編ということで日本酒に合う漬物をご紹介しましたが、今回は関西編ということでまたおすすめの美味しい漬物をピックアップしてみました。
京都 千枚漬け
千枚漬けは直径20㎝程の聖護院カブという京野菜を薄くスライスし、塩漬けにしてから、昆布とともに特製の甘酢で漬け込んだ京都を代表する漬物です。まろやかな舌触り、さっぱりとした味わいが日本酒に合いますし、真っ白な薄切りのカブは見た目にも綺麗で食卓を彩ってくれます。
滋賀 日野菜漬け
滋賀県が原産の日野菜を使った日野菜漬けも日本酒のお供におすすめの漬物です。日野菜特有のほろ苦さや辛みがちょうどいい塩梅で入り混じっていて、独特の風味を生み出しています。また塩分がどうしても多めになってしまう漬物ですが、塩分を薄めにしたさくら漬けと呼ばれるものもあるので、健康志向の方はそちらをチョイスしてみてもいいかもしれません。
奈良 奈良漬け
名前から分かる通り、奈良県生まれの奈良漬けは白瓜やショウガなどを塩漬けにした後、酒粕に漬け込んで作られます。そのままでも十分に日本酒のあてとして美味しく頂けますが、実はチーズと組み合わせることでまた違った味わいになります。一見不思議な感じがしますが、発酵食品同士は相性がいいので、是非一度試してみてください。
美味しい漬物で美味しい日本酒を飲みましょう
日本の伝統食である漬物は全国にたくさんの種類があり、その味も千差万別様々です。いろんな地域の漬物を食べ比べしながら楽しくお酒を飲んでみるのも楽しいかもしれませんね。