日本酒が進む!ご当地漬物~北海道・東北編~
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日本酒を楽しむうえで欠かすことが出来ないのがおつまみ。勿論、定番の枝豆や焼き鳥も美味しいですが、たまにはちょっと趣向を変えて日本のソウルフードである漬物にトライしてみるのはいかがでしょう?日本各地で独特の文化を形成してきた様々な漬物の中でも、特に日本酒に合うものを北海道・東北編と題してピックアップしてみました。
北海道 松前漬け
松前漬けは細切りに刻んだ昆布とスルメ、数の子を酒・醤油・みりんなどで作られた調味液で漬け込んだ北海道生まれの漬物です。昆布の旨みやとろみが全体に染み渡り、数の子のプチプチとした触感もいいアクセントになっています。辛口の日本酒におすすめです。
秋田 いぶり漬け
秋田県の伝統的な漬物であるいぶり漬けは、大根などを囲炉裏の上に吊るし燻製にした後、たくあんと同じ要領でぬか漬けにしたものです。噛めば噛むほどに燻製の香りが口に広がり、味わい深くも素朴な旨みを感じることが出来ます。地酒はやはり地のものと相性抜群です。秋田の美味しい地酒とご一緒にどうぞ。
山形 菊花漬け
あまり知られてはいませんが、山形県は食用菊全国1位の産地でごく普通に食べれている非常にポピュラーな食材です。その菊の花をきゅうりや人参・カブなどと一緒に巻きずしを巻くように包み込んで、甘酢で漬け込んだものが菊花漬けです。菊のほろ苦さが日本酒ともマッチしますし、漬物とは思えないような色鮮やかな黄色が見た目にも綺麗です。
全国には面白い漬物がまだまだたくさんある
日本には北は北海道から南は沖縄まで多種多様な文化がいまだに息づいていて、漬物もたくさんの種類があります。また発酵食品同士相性も抜群ですから、いつもと違ったおつまみのお供に漬物はいかがでしょうか?