Reinaの酒蔵訪問記~千葉・甲子酒造~
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皆さんこんにちは、Reinaです。
酒蔵巡りが趣味の私。
酒蔵って遠くて旅行でしか行けない・・・そんなイメージがありますが、実は東京から1時間ほどで行ける酒蔵もあるんです!
今回は東京から車で1時間、千葉県酒々井にある酒蔵、「飯沼本家」をご紹介します。
意外!?酒造りが盛んな千葉県
千葉県で日本酒造ってるの?
そう思う方もいるかもしれませんが、県内には40もの酒蔵がある、れっきとした酒どころ!
そして今回私が訪れたのは東京から車で約1時間の酒々井にある「飯沼本家」。
代表的な銘柄は「甲子」という日本酒で、なんと300年以上もの歴史があります。
この飯沼本家で酒蔵見学をするには事前予約が必要。
見学ツアーは1日1回のみ13時から、3日前までの予約が必須で、お値段は900円。
所要時間はなんと約1時間!
見学と唎き酒、甲子のロゴ入りのおちょこが含まれます。
見学や試飲が無料の酒蔵が多い中、この所要時間1時間、そして900円という値段設定はさぞかし内容の詰まったツアーなのだろうとワクワクしながら参加しました。
酒蔵レストラン「酒々井まがり家」
車だと東関東自動車道「佐倉」「酒々井」ICより約10分、
電車の場合はJR総武本線「南酒々井」徒歩約10分 で飯沼本家に到着です。
敷地内に入ると左側に「酒々井まがり家」という日本家屋が現れます。
新潟県の「旧清野邸」を移築したというこのまがり家は、飯沼本家直営のカフェ・レストランスペースと、お酒の直売所となっています。
レストランではカレーやうどん、唎き酒セットなどが楽しめます。
酒蔵見学前に腹ごしらえ、または見学後に一杯、くつろげるスペースです。
このまがり家の受付でツアーの料金を支払うと、さっそくおちょこが1つもらえます。
ツアー開始の13時まで、写真を撮ったり店内をふらふらして待機。
時間になると蔵人さんがお迎えに来てツアースタートです!
酒蔵見学ツアー開始
「飯沼本家」と書かれた立派な門。ここをくぐると実際に酒造りをしている工場などが見えてきます。
最初に案内されたのは精米工場。
そこにはなんともかわいい酒米袋が!
千葉県のマスコットキャラクター、チーバくんが描かれた千葉の米と、山田錦です!
チーバくんかわいい~!とテンション上がっていたら、案内の蔵人さんから「袋持って帰りますか?」と親切なお声がけ。(使い道無いので持って帰りませんでした。。。)
あの高級酒米の山田錦が、うず高く積まれた空間になんだか興奮!!
精米工場をあとにして、酒造りの工場へ。
酒造り真っ最中の蔵内に入るため、建物入口では靴を履きかえ帽子をかぶり、白い羽織を着て完全防備!
建物入口のスペースはミニ資料館のようになっていて、とても綺麗。
飯沼本家の酒造りの歴史や歴代の酒瓶などが展示されています。
蔵内では仕込み中の酒タンクものぞかせてもらいました。
絞り前の純米大吟醸
洗米機
麹室
そして無造作に置いてあったこのボトル。
なにかと思ったら、なんと酵母!!!
酵母ってこんな風に存在しているのか。初めて見た。
2階に上がり、日本酒講座と唎き酒タイム!
丁寧に説明してもらいながら工場をぐるっと一周し、だいたい30分ほど。
酒蔵見学のあとは2階にある会議室のような部屋に案内されて日本酒の簡単な講座が始まります。
部屋にはスクリーンと資料、唎き酒セットが用意されており、なかなか本格的。
唎き酒は味わいの全く異なる3種類を頂きました。
左から大吟醸、純米吟醸、古酒
これでツアーは終了!
先述した通り、要予約な上に有料ですが、1時間みっちり蔵の方を独占して、質問もし放題なので、楽しめること間違いなしです!
帰り際にまがり家でお土産調達!
ツアーのあとはまがり家に戻り、ゆっくりお土産選び。
購入したのは日本酒と、日本酒風呂という純米酒でできた浴用剤!
日本酒が飲めない人にもこのお土産だったら喜ばれる…はず?
見学でもらえるオチョコ、きのえね、日本酒浴用剤
写真中央の30BYのきのえね、後日自宅で飲んだところとてもおいしかった・・・。
リピート確定です。
左のオチョコは酒蔵見学に参加するともらえるおちょこ。
こうやって自宅のおちょコレ(おちょこコレクション)が増殖していくのであります。
1日楽しめる酒々井!
酒蔵のためだけに酒々井まで行くのはちょっとな~、という方!!
ここ酒々井には、アウトレットや温泉施設「湯楽の里」があり、1日中楽しむことができます。
私が行った日は残念ながら温泉は定休日でしたが、アウトレットでショッピングを楽しみました。
1日楽しめる酒々井、ぜひお休みの日に足を運んでみては?!
【飯沼本家】