「白鶴」の新たな試み!『別鶴プロジェクト』
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こんにちは、Reinaです。
皆さん、「白鶴」と聞くと、どのようなイメージが浮かびますか?
白鶴は言わずと知れた日本酒の大手メーカー。
大々的にCMも流れていますし、コンビニやスーパーでも売られていて簡単に手に入る大衆的イメージが強いかなと思います。
そんな白鶴の若手社員の方々が、これまでにない新しい「白鶴」を世に提案しようと立ち上げられたのが、「別鶴プロジェクト」。
「別鶴」と書いて「べっかく」と読み、
「従来の白鶴とは異なる、これまでにない別格のお酒を造りたい」との熱い思いが込められています。
そんな「別鶴プロジェクト」と、日本酒WEBメディアのSAKETIMESさんがコラボしたトーク&試飲イベントが先日渋谷で行われました。
誕生したのは個性的な3種類の日本酒
今回別鶴プロジェクトで誕生したお酒は3種類。
なんとその販売手法はクラウドファンディング!
大手企業とは思えない、ユニークな手法を取っています。
イベントはトークセッションから始まり、別鶴プロジェクトを立ち上げた白鶴の社員3名が登壇されました。
1時間にもわたるトークの中で、このプロジェクトに携わった方たちの日本酒、また日本酒業界への熱い思いがひしひしと伝わってきました。
お披露目された3種類のボトル。日本酒とは思えないデザイン。
タイトルもだいぶ変わっていて、
左から「木漏れ日のムシメガネ」「陽だまりのシュノーケル」「黄昏のテレスコープ」。
1回じゃ絶対覚えられない名前・・・。実際社員の方もうろ覚えだったほど。
ボトルのデザインとネーミングのコンセプトは、「新しい日本酒の世界を覗こう!」。
「ムシメガネ」「シュノーケル」「テレスコープ」と、言われてみれば「覗く」ものたちが名前に入っています。
名前を聞いただけでは、ちょっと戸惑ってしまいますが、こんな風にコンセプトが分かれば、納得ですよね。
表ラベルは穴があいており、中がのぞけるようになっています。
ん~、おもしろい!ボトル眺めてるだけで10分くらい楽しめる!
ボトルだけではなくもちろん日本酒の中身にもこだわり満載!!
酒米は白鶴が独自に開発した「白鶴錦」を使用。
酵母も自社開発したものを使用しているという、白鶴感満載のスペック。
ボトルをじっくり観察した後は、試飲タイム。
実は、試作品!
実はこの3種類のお酒、まだ製品化されておらず、販売用の酒はこれから仕込みを始めるそう。
そのため今回飲んだのは・・・
試作品を飲む機会はなかなかないなので、こんな風なラベルなんだな、とちょっと感動。
各日本酒の特徴はこんな感じ。
「木漏れ日のムシメガネ」はレモングラスのような香りと爽やかな酸味。
「陽だまりのシュノーケル」は柑橘類の果皮のような香りとほろ苦さ。
「黄昏のテレスコープ」は完熟した果実のような芳醇な香りとまったりとした甘味。
3種類とも11~12度の低アルコールなので、日本酒デビューの方や、女性も気軽に楽しめます。
▲参加者の試飲の様子
クラウドファンディングでは大盛況、大成功で完売!
限定販売のため限られた人しか飲めませんが、ぜひたくさんの人に味わってほしい。
お土産とかプレゼントにも最適だと思うし、私も欲しい!
製品化されて、お店や自宅で楽しめるブランドに成長する日が楽しみです。