サバ専用日本酒「サバデシュ」がサバの日に発売 社長「開発の苦労はサバの食べすぎ、試飲のしすぎに尽きます」
掲載
日本酒を造る吉久保酒造(茨城県水戸市)が鯖(サバ)を美味しく食べるための日本酒「サバデシュ」を3月8日(サバの日)に発売します。全国のサバ好きに朗報!
サバ専用日本酒「サバデシュ」
サバの水揚げ高日本一で知られる茨城県(2017年は143,403トン)。そのサバをよりおいしく食べてもらうためのサバ専用日本酒「サバデシュ」は、通常の日本酒より、酸度、アミノ酸が高く、サバの旨味をより楽しむことができ、またサバの脂を洗い流してくれる味わいに仕上がっているとのこと。もともと魚料理と相性の良い日本酒ですが、サバだけに照準を合わせた日本酒を造った理由を社長の吉久保博之さんに聞きました。
容量及び希望小売価格(税抜き)1,800ml 2200円、720ml 1,056円、300ml 430円
ーー「サバデシュ」開発の経緯を教えてください
株式会社ブランド総合研究所が毎年発表する「都道府県の魅力度ランキング」において、茨城県は5年連続ワースト1です。魅力が無いなら魅力を作ろうと、水産卸会社、水産加工会社、弊社の3社でサバの干物「天下一品 酒びたし鯖」を2016年に発売したのが始まりです。
ーー全ては茨城県のPRが目的にあったわけですね?
その通りです。2017年11月千葉県銚子市で行なわれた「サバサミット」におきまして、「天下一品 酒びたし鯖」が大変好評で完売した様子を見て、よりサバを美味しく食べることのできる日本酒を造ろうと思い「サバデシュ」を造りました。
ーー「サバデシュ」開発にあたって苦労した点はなんでしょう?
サバをより美味しく食べるためのお酒ということで、〆サバ、焼サバ、サバの味噌煮、燻製サバなどバラエティー豊かなサバの調理法に合わせることが大変でした。いつかサバに当たるんではないかというほど試食、試飲を繰り返し(笑)、やっと納得のいくお酒になりました。なので、苦労はサバの食べすぎ、試飲のしすぎに尽きます。
社長の情熱によって造られた「サバデシュ」。ペアリングによってサバの脂分がより甘く感じるのも特徴だそうで、サバのおともに欠かせない日本酒となりそうです。茨城県による「都道府県の魅力度ランキング」巻き返しなるか?
<吉久保酒造株式会社>
茨城県水戸市本町3-9-5
電話:029-224-4111
Email:info@ippin.co.jp
画像提供:吉久保酒造株式会社
-
サバデシュ 720ml
ご購入はこちら