ボタンを押すだけで埼玉県35蔵の日本酒が飲める川越「ききざけ処 昭和蔵」 月間1位の人気酒が決定
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埼玉県川越市にある川越市産業観光館「小江戸蔵里」昭和蔵がリニューアルし、埼玉県35蔵の日本酒の試飲と購入ができる「ききざけ処 昭和蔵」として3月10日にオープンしました。それから1ヶ月が経ち、一番試飲された銘柄が発表されています。
同施設の目玉は何と言っても、35蔵の日本酒が自由に飲み比べできるメダルコイン式の自動販売機。県内初の導入で、気兼ねなくブラッと入って好きなお酒を自分のペースで飲むことができます。
店内での試飲と食事は全てメダルと引き換えになっており、まずは500円で4枚のメダルと交換する必要があります。自動販売機には35蔵ごとの通年酒とその都度入れ替える5種類の季節酒を用意しています。
まずはメダルを交換。
好きな日本酒銘柄がある自動販売機を選んでぐい呑みをセット。
日本酒銘柄のボタンを押す。日本酒が注ぎ終わるのを待って取り出す。これだけ。
試飲できる高級酒も常時4〜5種類用意されています
自動販売機は1メダルでおちょこ1杯の試飲ですが、館内には大吟醸クラスの高級酒も用意。こちらはグラス1杯をメダル3〜4枚と交換することができます。
試飲と販売合わせて100種類以上の埼玉県の日本酒が置かれていることに加え、県内産の食材で作ったおつまみ、ソフトクリームなどが味わえるほか、川越産を中心とした味噌や醤油などの発酵食品、酒器、日本酒関連の化粧品や入浴剤といったお土産コーナーも設けられています。
オープンして1ヶ月が経ちましたが、当初の想定以上に女性客の利用が多いとのこと。中には仕事帰りに一人で立ち寄る場合もあるとか。そんな若い女性からの支持も多かった「釜屋 ワイン酵母仕込み純米アロス」が月間で1番試飲された日本酒でした。今後も月間ランキングは継続していくそうです。
日本酒をあまり飲まない人にも解説したパネルが展示されており、英語版もあるので外国人観光客にも分かりやすくなっています。まだオープンして1ヶ月ですが、人気酒をランキング表で公開したことを始め、お土産で日本酒を多くの人に買ってもらう工夫、今後は自動販売機の銘柄の入れ替え、埼玉県35蔵を実際に訪れていただく仕掛け、館内イベントなどを計画中だそうで、注目していきたいですね。
小江戸鏡山酒造も出展! 「ゴールデンウィークにぎわい市」のお知らせ
開催日時:5月3日(木)〜6日(日)の4日間 11:00~16:00頃
場所:小江戸蔵里広場(雨天中止)
内容: 毎年恒例のゴールデンウィークにぎわい市を広場にて行います!コエドビールやコエドカクテルをはじめ、日本酒やグルメ、雑貨などの販売を行う予定です。
<きき酒処昭和蔵>