北海道で新たな酒蔵が生まれたのでクラウドファンディングした話1
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戦後初、北海道に新たな酒蔵「上川大雪酒造株式会社『緑丘蔵』」が誕生しました。
場所は旭川にほど近い上川。旭川方面から層雲峡温泉に向かう「石北峠」の入り口にこの酒蔵はあります。
様々なメディアで取り上げられ、私も興味を示し情報を集めてみると、「クラウドファンディング」を利用した資金集めを行っていたのですぐに寄付を行いました。
寄付の見返りは9月発送の「酒と平盃」とのことだったので、その到着を心待ちにしていたところ、ついに我が家に「2017年試験醸造」の「彗星」が届いたのです!
今回は、今大注目の「上川大雪酒造株式会社」のお酒とその取り組みついて、3回シリーズでお送りしたいと思います。
※シリーズ2回目は酒蔵の取り組み、3回目はテイスティングを予定しています。
我が家に届いたリターン品の紹介
緑丘蔵のクラウドファンディングでは、仕込み1~6号までのすべてがリターンとなる寄付金17,000円コース、4本セットの12,000円コース、2本セットの6,500円コースがあり、私は一番金額の低い6,500円コースを選択しました。
※いずれのコースにも家紋入り平盃がセットになっています。
残念ながら現在は寄付金の募集を終了してしまっているのですが、寄付金総額13,835,500円と、目標金額の1,000,000円を大幅に超えすさまじい注目を集めていました。
リターン品を待ち続けた我が家に届いたのは「仕込3号 特別純米酒 彗星」と「仕込6号 純米吟醸酒 彗星」でした。とてつもなく美味しそうな雰囲気があります。
平盃がかわいい!
もう一つのリターン品は、家紋入りの平盃です。
これが想像以上にかわいらしく、普段使いには少しもったいない気もします。
さてこのかわいらしい家紋ですが、雪とアイヌ模様をミックスさせたデザインだそうで、和柄なのにどこかモダンでかなりそそられますよね。
北海道の日本酒はどんどん発展する!
日本酒好きの方ならご存知かと思いますが、縦に長い日本列島、温暖化の影響もあり徐々に徐々に「美味しいお米がとれる地域が北上」してきています。
ほんの30年前までは、北海道でとれるお米はうまみが少なくどこかぱさぱさとして、全く味気がありませんでした。しかしこの10年程の間に、北海道のブランド米が本州勢を追い抜く勢いで成長し始め、北海道米は一躍「美味しいお米」として認知されるようになったという背景があります。
そしてこの緑丘蔵では、そんな「北海道で作る酒造好適米」にこだわった酒造りを展開しています。
「進化する北海道の地酒」、その道をトップを切って開拓していくであろう緑丘蔵のこれからを、一道民として見守っていきたいと思います。
≪北海道で新たな酒蔵が生まれたのでクラウドファンディングした話2へつづく≫