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新しい醸造技術!?AWANAMA(あわなま)のボトルを手に取ってみた!

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圧力生酒コンソーシアム

2016年から2018年度の3ヵ年で行われている新潟地域戦略プロジェクトでは、『高圧技術を活用し、火入れをしない日本酒の常温流通を可能とする技術』を開発研究しています。
この新規醸造プロセスのコンソーシアムには、新潟薬科大学応用生命科学学科、金升酒造、新潟県醸造試験場、越後製菓、大日本印刷が参加。

生酒の輸出を視野に

通常日本酒は品質保持のために、2回の加熱処理(火入れ)を行っています。
1回の加熱処理をする生詰酒や生貯蔵酒、加熱処理をしない生酒も多く市場にはありますが、これらの日本酒は上記理由の為、海外への輸出がなかなかできませんでした。
しかし、高圧処理技術を使用した日本酒は火入れをしていないので、生酒のフレッシュな風味がそのままに、輸出も可能な品質を保持することができるようになりました。

PETボトルの容器

新しい醸造技術!?AWANAMA(あわなま)のボトルを手に取ってみた!

試作第一号「AWANAMA(あわなま)」に採用された容器はなんとPETボトル!
大日本印刷が開発したDNP機能性フィルム複合型PETボトルは遮光などの機能に加え、表面は印刷によるデザインができる優れモノ!
しかし、個人的にはペットボトルに入った日本酒に違和感がいっぱいでした。ぶっちゃけ、高級感に欠けるのではないか?そんな風に思っていました。

実際に手に取ってみた

新しい醸造技術!?AWANAMA(あわなま)のボトルを手に取ってみた!

しかしかし!実際に目にして手に取ってみたらそんなイメージも吹っ飛びました。
黒いフェルムに切子の麻の葉文様のボトルは重厚感たっぷり!
まさに「クールジャパン!」
デザインを担当したのは、麒麟山の紅葉でペントアワート2017最高賞を受賞した株式会社フレームさん。
ペットボトルなので軽くて持ち運びにも便利。お土産で買ってもバッグに入れて帰っても苦になりません。お見それしました。

新しい醸造技術!?AWANAMA(あわなま)のボトルを手に取ってみた!

この「あわなま」で、外国の人が美味しい生酒を気軽に楽しむことができて、そしてもっともっと日本酒を好きになってくれたらいいな。
日本酒の輸出拡大、新しい需要の開拓に期待が膨らみますね!

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ライター プロフィール

日本酒ライター ヨシコ

ヨシコ

Webライター/猪口っとライター
新潟県新潟市在住。
飲食店勤務経験から日本酒にハマり、日本酒に関する記事に携わる。
ただし、酒にはめっぽう弱い下戸。