新潟の新ブランド米「新之助」で造った日本酒を飲み比べてみた!
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米どころ新潟が7年の歳月をかけて開発した新しいブランド米「新之助」。2017年秋より一般販売され、新潟県内では様々な関連商品が登場しています。そして現在、県内の二つの蔵が新之助を使用して日本酒を造っていますので、実際に飲み比べてみることにしました!
そもそも米飯用と酒米は違う!
一般的に日本酒を造る際に使用するお米(酒米)は、普段私たちが食べているお米とは違います。
米飯用は酒米に比べると、硬くて小粒で水分を多く含むので割れやすく、醪も溶けにくいです。現在は昔より精米技術が向上しているので、米飯用のお米を使ったお酒も造られるようになりましたが、造りが難しいのは確かです。
今回ご紹介する二つの蔵は、かねてよりコシヒカリなどの米飯用のお米を使用した酒造りをしており、酒どころ新潟でも高く評価されています。
新之助を使用した日本酒はコレ!
・越乃白雁 純米吟醸 新之助/中川酒造㈱
昨年の2017年11月にリリースした時にはすぐに完売してしまいました。
こちらは第2弾で4月に発売されたものです。
ラベルはお米のパッケージと同じモノですね。
(スペック)
新之助100%
精米歩合:57%
アルコール度数:16度
・TAKARAYAMA 米袋ラベル 新之助/宝山酒造㈱
2018年酒の陣にて一般販売開始。
ラベルのイメージは「未開封の米袋」をイメージ。コンセプトは「未開封の米袋」でスペックなどは最低限の情報以外「非公開」です。
先入観なしで飲んでもらいたいというのが蔵元の想い。
実際に飲み比べてみた!
ではさっそく飲み比べてみたいと思います。
越乃白雁の方は、甘味がありながらもフルーティーで華やか。一方、宝山の方は甘味がまろやか素朴な感じがします。
どちらも同じ新之助を使用したお酒ですが、正反対の味わいでした。でも、新之助の特徴である濃醇な甘さをよく表現していると思いました。
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・越乃白雁 純米吟醸 新之助
・TAKARAYAMA 米袋ラベル 新之助