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冬におすすめしたい熱燗の飲み方

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冬におすすめしたい熱燗の飲み方

熱燗とは、日本酒を徳利に入れ湯煎で温めていただく飲み方です。
電子レンジで温めて気軽に飲めるのもいいですね。
冬の寒い時期に飲む熱燗は、寒い冬にぴったりです。
今回は、そんな時期におすすめのおいしい熱燗の飲み方を紹介したいと思います。

優しい味わいの「たまご酒」

熱燗に溶き卵と砂糖を入れる飲み方です。
卵の卵白には風邪の症状に効く成分が含まれています。この成分を失われないようにするために、溶き卵に熱燗を少しずつ入れていくのがポイントです。
風邪や体調不良の時に飲んで栄養補給しましょう。

体の芯から温まる「生姜酒」

生姜をすりおろし、熱燗に入れる飲み方です。
生姜には発汗作用を促進し、身体を芯から暖めてくれる効果が期待できます。
風邪の引きはじめに飲んだり、冷え性の人にもおすすめの飲み方です。
生姜をすりおろすのが面倒な人はスーパーなどに売っている生姜湯を入れて気軽に楽しんでみてください。

贅沢の極み「ふぐのヒレ酒」

ふぐのヒレを炙った物を熱燗の中に入れるとても贅沢な飲み方です。
炙ったヒレを入れるだけなのですがこの炙り加減が重要で、炙り足りないと臭みが残り、炙りすぎると苦くなります。
たまに贅沢をしたくなる時にこのお酒を作り、熱々のおでんや煮込み物と合わせていただくと幸せになれます。

熱燗にするときの日本酒の温度

日本酒は温度が5℃違うだけで風味や香りが変わってくると言われ、呼び方も細かく分かれています。
ヒレ酒を飲むときには55℃~60℃の飛びきり燗、ストレートな熱燗を飲むときには40℃~45℃のぬる燗がおすすめです。もちろん人によって好みの温度は違うのでいろいろ飲み比べてみるのもいいと思います。

紹介したように、通な飲み方をしたいときに日本酒の温度に注目することで日本酒の知らなかった美味しさに出会えます。
体から温まる熱燗で寒い冬を乗り切りましょう。

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ライター プロフィール

白根佑一

白根佑一

フリーライター兼ブロガー。
食品系の大学を卒業し、コンビニのお弁当、おむすびのレシピやアイデアを考える商品開発職として働く。
独立後は、コンビニの商品開発経験やフードスペシャリスト、食品衛生管理者の資格を生かして食やお酒についての情報発信を行っている。
特に日本酒とワインが好きで日本全国のうまいものとお酒を飲みながら旅をするほど食と生活が一体化した生き方をしている。日本三大酒どころの広島県出身。