和酒酔!『若戎』祭
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皆さん明けましておめでとうございます、Reinaです。
あっという間に2020年、オリンピックイヤーになってしまいました!
今年はどんな年になるんでしょう。
私は変わらず日本酒活動に邁進していきたいと思いますので、今年もどうぞよろしくお願いします。
さて、新年初の記事は、三重県の若戎酒造をご紹介します。
東京であまり見かけない若戎、先日蔵元さん主催の若戎の会が開催されたので、参加してきました!
会場は新橋Koda
若戎の会が開催されたのは、新橋駅の烏森口から徒歩2分の「牛かつと和酒バル koda」。
飲み屋がひしめく通りの地下にあり、店内はカウンター8席のみ。
唎酒師でもある店主がこだわりの日本酒を仕入れ、毎月日本酒会を開催しているのですが、定員は8名のみのため、毎回予約は満席…!
すぐ埋まってしまうため、今回はうまくすべりこめてラッキー!
完全アウェイでしたが一人で乗り込んできました。
三重県伊賀の酒蔵「若戎」
若戎酒造は1853年に重藤家の七代目 儀左衛門が酒造業を創業しました。
代表銘柄は社名にもなっている「若戎」。そして創業者の名前からつけた「義左衛門」などがあります。
お店に入って席に着くと、テーブルにはお品書きが。
そこには「本日解禁!」の文字!
そうです、この日、若戎の初しぼり酒、義左衛門NOUVEAUがこの場で解禁されたんです!
もちろん乾杯はこの初搾りで。
創業者の名前がつけられた日本酒「義左衛門」。
しぼりたてのお酒をそのまま直ぐに瓶詰めし、零下貯蔵しているそう。
香りもよく、しぼりたてならではの瑞々しい味わいのお酒です。
蔵元さんと一緒に解禁日に乾杯とは、幸せすぎる。
この日の日本酒は計8種類!真秀、若戎、義左衛門の3銘柄。
蔵つきの天然の乳酸菌を取り込み、じっくりと時間をかけて酛を育てた純米吟醸酒「真秀」。まほ、と読みます。
ラベルに「育酛」とありますが、若戎酒造では山廃のことを育酛と呼ぶそう。
そんな真秀の中取りを、28BY、29BY、30BYの3年度分飲み比べ。
※中取りとは・・・搾られたお酒の特に良質な部分だけを瓶詰めすること
※BYとは・・・「Brewery Year」の略で、酒の製造年度のこと
ちなみにこの3年分のボトル、ラベルには一切の違いが無いため、ラベルから判断することができないそう。
この会ではボトルに付箋でメモが貼られていました。
そして味ですが・・・ち、違う!全然違う。やっぱり30BYになるにつれて、フレッシュな味になっていきます。
会の中盤には、Koda名物のカイノミの牛かつ!
これがまたおいしくて、お酒がどんどん進みます。
若戎の春にごりは、会場となったKodaとのオリジナルラベル。
▲若戎 純米吟醸
最後には23年度醸造、若戎の大吟醸袋吊り雫酒まで!
初しぼり、本醸造、大吟醸など、幅広い味わいの日本酒をたくさん堪能。
普段あまりお目にかかれないお酒がいろいろ楽しめて、素晴らしい会でした。
若戎酒造、見かけたらみなさんお試しあれ~!