デザートに合わせてほしい日本酒「鍋島 特別本醸造」
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佐賀県は九州でも有数のお米が美味しいエリアです。工場なども少なく、空気も澄んでいるエリアなので、美味しいお米が作れます。お米が美味しいということは、つまり美味しい日本酒が造れるということ。佐賀には日本を代表するお酒が多数あります。
全国で評価が高い鍋島
佐賀のお酒の中でも1、2を争うほど有名なお酒が鍋島です。もともとは「富久千代 天」という酒名で売り出していましたが、思い切ったことに酒名を一般公募により決定することに変更しました。そこで決定した酒名が「鍋島」。鍋島と言えば、江戸時代に佐賀を統治していた鍋島藩。おそらく、ここが名前の由来であろう「鍋島」は佐賀県内にとどまらず日本全国、ひいては世界中でもその輝かしい評価を得ています。2011年の「インターナショナル・ワイン・チャレンジ (IWC) 2011」では「鍋島 大吟醸」が日本酒部門の最優秀賞を受賞し、「チャンピオン・サケ」に選ばれています。
今回は名実ともにチャンピオンになった「鍋島」を購入しました。(残念ながら大吟醸は購入できませんでした。)
鍋島はびっくりするほど甘い
脱線しますが、鍋島を作っている富久千代酒造のホームページは黒を基調としたシックなデザインです。鍋島を飲む前にこのホームページを見たからなのか、鍋島は淡麗のキリッとした味を想像していましたが、これがびっくりするほど甘い。こんな甘いお酒は初めてかもしれません。
デザートに合わせてほしい
個人的にはこの鍋島はデザートを食べながら飲んでほしいです。あとはクリームチーズなんかも良いかもしれません。塩辛なんかはアウトだと思いますし、揚げ物もあまりできません。一言でまとめるとクリーム系食材がおすすめです。
この日本酒は日本酒に飲み慣れていて、キリッとした日本酒好きの方には若干日本酒らしさが足りないと思いますが、普段はカクテルのような甘いお酒を好む方にはぜひ飲んでみてほしいです。特に普段、日本酒を呑まない方に試してほしいお酒です。これで日本酒を好きになってくれるかも!