寒山水
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国際的な権威あるワインコンペ「インターナショナルワインチャレンジで2013年に日本酒部門で最優秀賞(チャンピオン・サケ)を獲得した日本酒が「大吟醸 極醸 喜多屋」です。そしてそのお酒と同じ酒蔵で作られているお酒を今回は紹介します。
銘酒を生み出した喜多屋
「大吟醸 極醸 喜多屋」を作っている酒蔵が福岡県八女市に蔵を構える喜多屋さんです。福岡県八女市は田園地帯広がる農業とお茶が名産の街です。もともとは八女茶が圧倒的に有名でしたが、喜多屋さんがチャンピオン・サケを獲得した辺りから日本酒の街としても有名になり始めています。お茶も日本酒も水が命なので、美味しいお茶を造れる土地では美味しい日本酒も造れるのかもしれません。
55%磨きの純米吟醸:寒山水
今回紹介するお酒は寒山水です。精米歩合は55%磨きなので、吟醸酒に該当します。
寒山水は玄界灘の肴に合うようにとの想いで作っているお酒なので、魚介類との相性は抜群。
フルーティな香りながらキレがしっかりしている日本酒です。酒名は力強い筆で書かれていて、キレの良さが伝わってきます。
色は無色透明です。早速いただきます。まずは芳醇な香りがグッと鼻を刺激します。飲んでみるとキレの良さはほどほどに飲みやすさが印象的でした。
今回はナス焼きと一緒に頂きました。(杜氏さん、魚介類と合せずにすいません。鰹節はのせています。)さっぱりしたお野菜料理とも相性抜群で、飲み方は冷がオススメです。お漬物や冷しきゅうりをつまみに飲むのも良さそうです。ぜひ一度、福岡のお酒「寒山水」を試してみて下さい。