日本酒の魅力を国内外に発信する「2018 ミス日本酒」 グランプリは医学生の須藤亜紗実さんに決定
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日本酒と日本文化の魅力を国内外に発信する美意識と知性を持った女性を選ぶ「2018 ミス日本酒(Miss SAKE)最終選考会」が、3月12日夜にウェスティン都ホテル京都(京都市東山区)で開催。グランプリに、神奈川県代表で慶応義塾大学医学部5年の須藤亜紗実さんが選ばれました。
グランプリに輝いた神奈川県代表の須藤亜紗実さん
総勢約900人の中から選ばれた各都道府県の代表23人(ファイナリスト発表会関連記事リンク)が、門川大作京都市長や日本酒造組合中央会の篠原成行会長を始めとした来賓と関係者、一般来場者、あわせて約700人が見守る中で自己PR。30秒スピーチで日本酒普及への思いを語ったほか、和歌、太鼓、殺陣、日本舞踊、アカペラ、語学などの特技を披露。
発表の瞬間、涙をこぼした須藤さん
「2017 ミス日本酒 グランプリ」の田中梨乃さんに祝福される須藤さん
審査基準はファイナリスト23人が受講した、振袖や和髪の結い方、振袖の着付け、華道など日本人女性として心得ておきたい教養や作法、伝統文化を学ぶ「ナデシコプログラム」(全14回)での講師による授業態度とレポートの評価、ミス日本酒の活動におけるSNS拡散力などを集計した事前評価に、同日の審査員8人による自己PRの採点が加味されて決定しました。
会場の様子
一般社団法人ミス日本酒 代表理事の愛葉宣明さんが開会のあいさつ
「2017 ミス日本酒」の田中梨乃さんが、一年間の「ミス日本酒」の活動を報告しました。任期終了後もミス日本酒として活動を続けるとのこと
外務省、農林水産省、経済産業省、国税庁、観光庁、日本酒造組合中央会などの後援を受け、2014年から数えて5回目となる同コンテストは一般社団法人ミス日本酒が主催。蔵元、酒造メーカー、料理人たちと連携し、これまで世界15カ国26都市を巡って年間400件以上の日本酒啓発や観光誘致活動を行っています。
来賓の方々による鏡開き
これから一年間、「ミス日本酒」として活動をする須藤さんは「驚きと喜びが大きいです。これまでのミス日本酒の皆様が築いてきたものを受け継ぎ、飛躍して新しい日本酒の未来の作り手となりたいと思っております」と、新しいミス日本酒グランプリとしての抱負を語りました。
受賞者一覧
グランプリ
須藤亜紗実(神奈川代表)
準グランプリ
左から堀井雅世(福島代表)、児玉アメリ彩(長野代表)
審査員特別賞
宮内菜奈子(茨城代表)
地域活動貢献賞
左から高野桃子(栃木代表)、中村佳美(高知代表)
ヘッケル特別賞
岡崎奈々(兵庫代表)
「2018 ミス日本酒」ファイナリストの23人
須藤亜紗実さんのインタビュー
<ミス日本酒: Miss SAKE公式サイト>