新潟でお酒を呑むなら「古町ルール」で!その1
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フリーアナウンサーの栗林さみです。
2回目も、私のふるさと新潟の日本酒ばなしをします。
私はもともと新潟のテレビ局の局アナでした。アナウンサーといえども会社員でしたから、新入社員の時は先輩から社会人としてのルールやマナーを叩き込まれました。もちろん飲み会でのルールもです。私は今は首都圏でお仕事をしていますが「新潟ルール」で呑むとエッ!と驚かれることが多々あります。今日はそんな新潟の飲み会ローカルルールをお教えしましょう。
呑むなら新潟駅周辺?古町?
私が会社員の時は呑むといえば新潟駅周辺か古町でした。新潟駅周辺は若い人が中心の飲み会、古町は昔ながらの飲み屋街なので年上の人・上司がいる飲み会で利用するというイメージです。
ちなみに古町に行くには新潟駅から徒歩20~30分くらいかかります。呑むとなるとタクシー利用になるので(早い時間ならバスという手もありますが)あまり交通の便は良くはありません。それでも質の良いお店が多いですし、中には芸妓さんがいるお店もあって風情がありますから古町を訪れる人は絶えません。私も会社員時代に何度古町に通ったことか。
乾杯から日本酒??
古町はどのお店にも新潟が誇る日本酒がずらりと用意されています。お店に入ってまず見るメニューは日本酒。それに合わせて食べ物を選ぶという感じです。(おなじみのお店ならば、ご飯はいつもの!と伝えて日本酒のメニューだけ終始見るという場合もあります。)
ここで県外の方にエッ!と思われるのが「乾杯から日本酒」です。一般的にはビールを飲んでから日本酒に移行するでしょう。でも新潟では最初から日本酒。なぜ?と言われると困るのですが(笑)これがいいんですよ。空っぽの胃に日本酒がすーっとしみわたっていくような感覚で。日本酒好きなら一度は乾杯から日本酒!を試していただきたいものです。
乾杯から日本酒!私のコラムでは「古町ルール」と名付けたいと思いますが、まだ他にもルールがあります。地元の人しか知らない?やらない?それとも結構有名?な古町ルールは、次回またお届けします。