日本酒が飲みたくなる、粋なおつまみレシピ8 パプリカとズッキーニのグリル 明太ソースがけ

旅と暮らしを料理でつなぐウェブよみもの『旅のあと ふたりのレシピ』を主宰する、旅行ライターのゆさ みずあです。 現在は、薬膳やカラーの発想を取り入れながら食卓をつくる、フードディレクターとしても活動しています。

お盆もすぎましたが、まだまだ暑い日が続きますね。今回は、カラフルなパプリカとズッキーニを主役にした、前菜にぴったりのおつまみメニューをご紹介します。

パプリカとズッキーニのグリル 明太ソースがけ

夏野菜の素朴な味わいを楽しんで

〔材料(作りやすい分量)〕
パプリカ 1個
ズッキーニ 1本
グレープシードオイル 適量
塩 少々
ホワイトペッパー 少々
〔明太ソース〕
明太子 1/2本
醤油 小さじ1
マヨネーズ 小さじ2
オリーブオイル 適量

切り方はなんでもOK。大ぶりにしてもおいしい

〔作り方〕

  • 1.パプリカは種を切って食べやすくカット。ズッキーニは、パプリカに大きさをそろえてカットする。
  • 2.耐熱容器またはアルミホイルにグレープシードオイルをぬり、1の野菜を並べる。塩とホワイトペッパーを軽くふって、魚焼きグリルで5〜7分焼く。
  • 3.明太ソースを作る。小さめのボウルにすべての材料を入れて、よく混ぜ合わせる。とろみ加減はオリーブオイルの量で調整する。
  • 4.器に2をバランスよく並べて、明太ソースをかける。

ソースにはマヨネーズを加えて、まろやかさを出す

おつまみをさらにおいしく!アイディアとコツ

写真では野菜のグリルにソースをかけていますが、ボウルのなかでざっと和えて、味をなじませてからいただくのもおすすめ!また、おもてなしの際にはほかにもいくつかソースを用意して、好きなものをつけながら味わうと楽しいです。味噌ベース、ゆずこしょうベースなどいろいろ試してみてくださいね。

料理に合わせたい日本酒

大那 純米吟醸〔栃木・菊の里酒造〕

150年の歴史を持つ酒蔵の看板銘柄

栃木県北東部に位置する大田原市の老舗酒蔵、菊の里酒造が手がける「大那(だいな)」から、純米吟醸をチョイスしました。酒米は、契約栽培農家が有機肥料を使い、自然環境や健康に配慮して作った、那須産五百万石です。

純米吟醸にしては控えめな香りながら、飲んだときにふわっと感じる甘さ、フルーティーな酸味が上品なイメージです。爽やかで飽きのこない飲み口は、シンプルな野菜のおいしさを引き立ててくれます。

さいごに

スーパーなどで一年中見かけるようになったパプリカとズッキーニ。初夏から秋にかけて旬を迎えるので、今の時期がいちばんおいしくいただけます。薬膳では、パプリカは気の巡りをよくして胃腸の働きを活発にしてくれる野菜といわれています。そしてズッキーニは身体を冷やすと同時に、不足しがちなうるおいをもたらしてくれる野菜なんですよ。

グリルで焼くことで甘みを増したパプリカとズッキーニは、まろやかな明太ソースとの相性抜群です。

次回もどうぞお楽しみに!

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大那 純米吟醸 那須産五百万石 720ml
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