2015年 秋の蔵開き 愛媛 成龍酒造
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媛の西条にある、成龍酒造さんの、2015年の秋の蔵開放にお邪魔しました。
成龍酒造さんが醸されているお酒の銘柄は、伊予賀儀屋と、御代栄になります。
主に関東では、伊予賀儀屋の銘柄の方が知れ渡っていると思います。
蔵の創業は、1877年、それ以来約140年愛媛で日本酒を醸されているお蔵さんです。
蔵元のHPに、書かれている理念 「酒は夢と心で造るもの」
お酒を単なる製造製品ではなく、ひとつひとつが、蔵人らの手により醸し出され、呑み手である消費者に、最適のコンディションで届く様に、酒販店も顔の見えるお店に託している考えに現れています。
そんな素敵なお酒が、醸されている蔵の開きにお邪魔できたのは、凄く嬉しかったです。
10時~の開放でしたので少し早めに行ったところ、既に長蛇の列。
列に並んで、最初のお楽しみの、くじ引きで、大吟醸の酒粕が当たりました。
酒粕を使ったレシピも、いただけたので、料理にもチャレンジしてみようと思いました。
蔵の中に移動したら、更に長蛇の列。
蔵開の時だけに売られる、福袋&福箱がお目当ての列でした。
2種類発売されていたのですが、30分くらいで完売になっていた物もありました。
試飲コーナーも、ありましたので並んでみました。
有料試飲と、無料試飲。各々、お酒が違ってました。
無料試飲で、御代栄 活性にごり かぎろひと、心シリーズの「紅葉」をいただきました。
かぎろひ、口の中で程よい甘味と、旨味がひろがる美味しさでした。
「紅葉」は、切り絵作家の、塩崎さんの切り絵を使われたラベルのお酒。
蔵開にだけに発売されるお酒でした。この子は、お家に連れて帰ってきました。
有料試飲でいただいたのは、蔵開き先行販売の、
KAGIYA SEVEN 7RICH TASTEと、KAGIYA THE GOLD無濾過大吟醸 袋吊おりがらみ 蔵開き限定酒。
ほんのりと酔いが回って来たので、蔵の中を見学しました。
「紅葉」の切り絵の作者さんの、塩崎さんの展示もされていました。
その奥では、蔵元と親交のある「 九米窯 」さんの販売もされていました。
酒器に使える、焼き物をいただいて来ました。
愛媛は、砥部焼きという焼き物があります。
砥部焼のおまつりもあるそうです。
砥部町ホームページ
蔵の酒粕で、作られたおまんじゅうもいただきました。
甘さがちょうど良く、簡単に一パック食べられました。
蔵開き日は、快晴のお天気で、人出は1300人にも、なったそうです。
蔵の中は、人出の人数に見合った広さがあった訳では無いのですが、寧ろその手狭さが蔵人さんや、スタッフの方々と、お話したり、たまたま隣になった方々とお酒のお話が出来たりして、凄く楽しかったです。
どこから、来たの?聞かれて、答えたら驚かれましたが。
蔵開きに参加されている、お客さまの笑顔を見て、これからもずっと皆さんに愛されるお酒を、醸し出し続けられるのだろうなぁと、思いました。
蔵開きは、秋と春にされていらっしゃるとの事でしたので、ご興味のある方は是非、伺ってみるのも楽しいと思います。
蔵元を始め、関係者の皆さまには、楽しい、美味しい時間を過ごさせていただきありがとうございました。