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第2回 日本橋エリア 日本酒利き歩き

掲載

第2回 日本橋エリア 日本酒利き歩き 2015春に、お邪魔してきました。 
春の穏やかな天気の中、人形町~日本橋までの飲み歩き。 
参考までに、エリアはこんな感じです。地図参照。 

写真1

受付は、4カ所あるので呑み手の周り方に寄って選べる感じですね。 

【受付設置店】
・ 新川屋 佐々木酒店(日本橋人形町2-20-3)
・ きく家はなれ(日本橋人形町1-5-2)
・ DALIA ダリア(日本橋大伝馬町2-9)
・ 日本橋案内所(日本橋室町2-2-1 コレド室町 地下1階)

私は、人形町~周る予定でしたので、主催の新川屋佐々木酒店さんにて受付。
 
前売り持っている人の、受付が、1時~。開始が、2時~。   
前売 2500yen / 当日 3000yen  ※日本酒飲み放題  
※フードは別途有料(キャッシュオン方式・現金のみ)
当日券の発売は2時~になっていましたが、当日のお客様がかなり並んだらしく前倒し発売へ←融通をきかせてくれるのって嬉しいですよね。 
受付を済ませると、イベント参加者の証しのお猪口がいただけます。 
 
写真2
 
妙に可愛いうさぎ。 
呑み歩きキットを、貰ったのでスタートするお店まで地図を見ながら移動。 
移動しながらも、界隈のお店や咲いてる桜を見て、何を呑もうか酒談義をするのも呑み歩きの楽しみですね。 

スタートは、こちらから 
【V】 はませい × 谷泉(石川) 

同行者も含めて、全く呑んだ事がなかったお酒。
ここのお蔵さんの、にごり凄く美味でした。 
一緒にいた、友達と思わずこれ美味しいとハモってしまった位の美味しさでした。 
仕込み水もいただいたのですが、そのままお酒の資質に受け継がれています。 
海の近くの蔵元さんなのですが、水は遠く白山の地下水が蔵の敷地内に湧いているらしいです。 
因みに、にごり、欲しくて佐々木酒店さんに聞いたのですが、数が少なくなかなか入って来ないとのことです。 見かけたら、買いです!!。 

写真3

写真4 

谷泉 鶴野酒造   
ちょっと他のお店から、離れていたので起動修正して
【X】 嗜 このみ × 誉池月(島根)さんの前を通り過ぎ←実は凄く並んでいて入れなかった。 
友人の知り合いの蔵元さんのいるお店へ
【W】 快積 八衛 × 田光(三重)  

三重の田光(たびか)お酒の種類が、半端ない数でした。  
自分の子どもを、皆に知って貰いたいと言う蔵元さんの思いがひしひしと伝わってきます。 
ラインナップはこちら  

写真6

早春 純米酒 中取り
早春 特別純米酒 中取り
早春 特別純米原酒 無濾過 中取り 生 
早春 特別純米原酒 無濾過 雫取り 生
田光 純米酒 槽搾り
田光 特別純米酒 無濾過 中取り 生 神の穂
田光 特別純米酒 一回瓶火入 中取り 神の穂
田光 特別純米酒 無濾過 雫取り 生 神の穂
田光 特別純米酒 無濾過 中取り 生 雄山錦
田光 特別純米酒 無濾過 生詰 雄山錦
田光 純米吟醸 無濾過 中取り 生 山田錦
田光 純米吟醸 無濾過 雫取り 生 山田錦
田光 純米吟醸 無濾過 責め 生 山田錦
 
写真5

蔵元の早川さんと私が気に入った一本のツーショット。 
酒米は、神の穂を使われています。 
三重の、酒適合米です。 
次にお邪魔したのは、埼玉の蔵元の
  
【A 酒 店 笹新 × 亀甲花菱(埼玉)  
 
今まで持っていた埼玉のお酒のイメージとは、良い意味で違ったお酒でした。 
さけ武蔵のお酒が気に入りました。 五年古酒のお酒は、甘みが凄くましていて喉にも優しいお酒になってました。

写真7

お酒のラインナップ

001 亀甲花菱 大吟醸 中取り 生 ★15:30開栓
002 亀甲花菱 純米大吟醸 無調整原酒
003 亀甲花菱 純米吟醸 山田錦 生原酒
004 亀甲花菱 純米吟醸 美山錦 生原酒
005 亀甲花菱 純米 美山錦 生原酒
006 亀甲花菱 純米 さけ武蔵 生原酒
007 亀甲花菱 山廃純米 五年秘蔵古酒
008 亀甲花菱 特別純米酒  

写真8

少し歩いて、次にお邪魔したのはこちら宮城の 蔵元 
【B】 山葵 わさび ×  綿屋(宮城)
 
かなりの行列でしたが、並んでいる間もお酒を配っていただけました。 
お店が、2階だったせいもあって、中にたどり着くまで、一番時間かかったかも? 
実は先月、蔵にお邪魔して、造りの見学をさせていただきました。 
かなり混んでいたので、気になったお酒 
綿屋 特別純米 宮農 復興太鼓と、 綿屋 純米大吟醸 黒澤米 有機栽培山田錦を三浦社長についで頂き試飲させて貰い引き上げました。 

今回頂いた黒澤米のお酒と三浦社長 

写真9

お酒のラインナップ 

11

009 綿屋 純米大吟醸 雄町 ★14:30開栓予定
010 綿屋 大吟醸 酒界覇王 ★16:00開栓予定
011 綿屋 純米大吟醸 黒澤米 有機栽培山田錦
012 綿屋 純米大吟醸 中採り原酒 美山錦
013 綿屋 特別純米 院殿
014 綿屋 特別純米 山田錦
015 綿屋 特別純米 美山錦(新酒)
016 綿屋 特別純米 宮農 復興太鼓
017 綿屋倶楽部 純米酒 <黒> 黒澤米おもてなし

ちょっと歩いて、路地裏のお店に 
 
【E】 NIHONBASHI CAF ST × 華姫桜(愛媛) × 花の香(熊本)
 
かなり広い店内でしたが、それ以上に人が多くて、身動き出来ない感じでした。 
花の香の、スパークリングのお酒2種類は、ドライタイプ(青いボトル)とスイートタイプ(赤いボトル)に分かれていて、乾杯酒とデザート酒に別れる感じでした。  
花の香の蔵元さんのイメージは、焼酎蔵元だったのですが、最近は日本酒にも力を入れていて、日本酒初心者でも軽く呑める様にと、スパークリングのお酒を出されたそうです。 

写真12

写真13
  
お酒ラインナップ 
049 花の香 純米大吟醸
050 花の香 純米吟醸
051 花の香 701
052 花の香 702 スパークリング

お隣の、華姫桜さんの愛媛の酒米の松山三井のお酒が美味しかったです。 
やはり、その土地のお米で出来たらお酒は特別な気がします。 
 
お酒のラインナップ  

14

035 華姫桜 斗瓶取 大吟醸 出品酒 26BY ★14:30開栓予定
036 華姫桜 斗瓶取 純米大吟醸 出品酒 26BY ★16:00開栓予定
037 華姫桜 無濾過 純米吟醸原酒 松山三井 あらばしり生 26BY
038 華姫桜 無濾過 純米吟醸原酒 しずく媛 あらばしり生 26BY
039 華姫桜 無濾過 純米吟醸原酒 五百万石 あらばしり生 26BY
040 華姫桜 無濾過 純米吟醸原酒 雄町 あらばしり生 26BY
041 華姫桜 無濾過 純米吟醸原酒 吟風 あらばしり生 26BY
042 華姫桜 大吟醸酒
043 華姫桜 吟醸酒
044 華姫桜 純米酒
045 愛あるリキュール にごり梅酒
046 愛あるリキュール にごり小夏
047 愛あるリキュール にごり柚子
048 華姫桜 蔵元の甘酒

リキュールの柚子を楽しんで、日本橋界隈へ移動しました。  

広島の龍勢のブースへ。 
お燗酒をいろいろつけて頂きました。 
中でも、古酒のお燗がカラメルの様な甘い香りに包まれました。 
綺麗に、熟成されていて旨味が増してました。 

写真15

【J】 豊年萬福 × 龍勢(広島)  

ラインナップ 
099 龍勢 生もと純米大吟醸 ゴールドラベル ★15:00開栓予定
100 龍勢 純米大吟醸 黒ラベル
101 龍勢 生もと純米 備前雄町 25BY
102 龍勢 特別純米 和みの辛口
103 龍勢 特別純米 夜の帝王
104 龍勢 純米活性にごり生原酒 活濁酒
105 オールド龍勢 長期熟成辛口古酒 1999年醸造 11BY
 
そして、最後にお邪魔したのは、日本橋の蛇の市さん。  
何度かお邪魔したことがあるので、絶対にお寿司と日本酒を合わせて、楽しみたかったので〆にお邪魔しました。
店頭で、志賀直哉も愛した本格江戸前寿司 五貫 ¥1000 を買い求め、お酒をいただきました。 
丁度、上喜元 大吟醸 山田錦 鑑評会出品酒をあけた時間に間に合ったので、お友達は出品酒を、私は好きな酒米の出羽燦々のお酒をお寿司と合せてをいただきました。 鮪の漬のあぶりが美味でした。

【L】 蛇の市 本店 × 上喜元(山形)

写真16

■ 上喜元(山形/酒田酒造)
122 上喜元 大吟醸 山田錦 鑑評会出品酒 ★16:30開栓
123 上喜元 大吟醸 山田錦 鑑評会出品酒 活性あらばしり ★15:30開栓
124 上喜元 純米大吟醸 雄町 火入れ
125 上喜元 純米大吟醸 山田錦 火入れ
126 上喜元 純米吟醸 雄町 生もと 生
127 上喜元 純米吟醸 雄町 生もと 火入れ
128 上喜元 純米吟醸 八反 無濾過生原酒 生もと
129 上喜元 特別純米 山田錦 火入れ
130 上喜元 特別純米 美山錦 火入れ
131 上喜元 純米 出羽燦々 

飲み歩きの楽しみを、いろいろ出来た1日でした。 
お店の数も、蔵元の数もかなりの数でしたので、全てを回ろうとして泥酔コースの、感じになっていた人も…。 

自分のペースで、回るお店や呑みたいお酒を計画的にたてるとかなり楽しいイベントだと思います。 

イベント主催の佐々木酒店さん、及び関係者様お疲れさまでした。
お酒の前の番号は、当日のパンフに記載されていたものです。参考までに記載させて頂きました。

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ライター プロフィール

日本酒ライター 美耶

美耶

宮城県生まれ。
日本酒ライター。フードアナリスト
日本酒は、酒米で選んで呑むという変わり種。実際に、酒米の栽培にも興味を持ち酒米農家とも関わりを持ち勉強中。自分の好きなお酒を呑む為には、北は北海道~南は福岡まで呑み歩きをする。

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