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一献展(いっこんてん)~蔵元と語らふ会~6月27日28日 伊勢丹浦和店 

掲載

今回、百貨店が、手がける日本酒イベントとしては、先駆けになる、一献展(いっこんてん)~蔵元と語らふ会~」にお邪魔してきました。 

場所は、さいたま市の伊勢丹浦和店さん。 

今年、三越伊勢丹グループで企業メッセージとして発信している「this is japan.」の一つとして開催されました。 
 
6月27日(土)・28日(日)2日間、1部2部に、分かれての試飲会です。 
 
受付をした後に、試飲用の杯をいただきました。 

「一献盃」と言って、岐阜県の土岐市にある美濃焼の窯元のカネコ小兵製陶所さん作陶。 
「日本酒をもっと身近に楽しんでもらう」ために作られた盃との事。 

4種類あり、飲み手の好みにあわせて、1つを選らぶ様になっていました。 
一緒に行った人たちと、杯を違えて呑むのも一つの楽しみになります。

参加蔵元は、こちら 

①青森県/八戸酒造 <陸奥八仙>
②宮城県/萩野酒造 <萩野鶴/日輪田>
③山形県/楯の川酒造 <楯野川>
④福島県/大七酒造 <大七>
⑤栃木県/若駒酒造 <若駒>
⑥埼玉県/石井酒造 <豊明/二才の醸>
⑦埼玉県/滝澤酒造 <菊泉>
⑧埼玉県/寒梅酒造 <寒梅>
⑨埼玉県/釜屋 <釜屋>
⑩埼玉県/矢尾本店 <彩/秩父錦>
⑪新潟県/阿部酒造 <あべ>
⑫長野県/橘倉酒造 <無尽蔵>
⑬石川県/数馬酒造 <竹葉>
⑭岐阜県/御代桜醸造 <御代櫻>
⑮兵庫県/本田商店 <龍力>
⑯兵庫県/山陽盃酒造 <播州一献>
⑰奈良県/美吉野醸造 <花巴>
⑱広島県/今田酒造本店 <富久長>
⑲香川県/川鶴酒造 <川鶴>
⑳愛媛県/近藤酒造 <華姫桜>

青森~愛媛の蔵元総勢20蔵。 
百貨店のイベントとしては、凄く珍しい蔵元の参加もありました。 

今回、参加された蔵元の中で、ここ外せない、絶対に呑まないと思っていたのが 
新潟の阿部酒造さんの、『あべ』 

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六代目蔵元阿部氏  

新潟の蔵の中で、淡麗のお酒ではなくお米の旨味のわかる、お酒を醸しているお蔵さんでした。
今回、参加された阿部裕太さんが『あべ』シリーズを設計されているとの事でした。   
お酒は、あべ 夏吟をいただきました。 
夏酒のイメージとは違う。 
例えて言うなら、ウィスキーの様に氷を浮かべてロックで呑んでも、旨味が、薄まることなく変わらず呑める美味しいお酒。  

発売されるのが楽しみです。

原料米 五百万石
精米歩合 57% 
日本酒度 +3 
酸度 1.9 

埼玉県での開催でしたので、地元埼玉の蔵元も5蔵参加されていました。 

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右から、釜屋さん、 寒梅酒造さん、
滝澤酒造さん、矢尾本店さん、石井酒造さん 
地元開催の強みか、埼玉の蔵元ブースかなり賑わっていました。 

その中でも気になったのが、釜屋さんのARROZ<アロス>ワイン酵母仕込み純米酒。  

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名前のごとく、ワイン酵母で仕込まれて造られたお酒。 

瓶も日本酒の瓶と言うよりも、ワインのボトルに見えます。 
アロスは、スペイン語で「米」の意味だそうです。バルでお洒落に飲むワインをメージして造ったお酒と以前お聞きしました。 
実際、最近バルでアロスを呑みました。 
造り手の思いと飲食店のお酒に対してのイメージが、一致したのだと思います。  
白ワインの様な、甘さと程よい酸味。和食よりも洋食に合う感じ。 
その時は、生ハムのピザに合わせていただきましたが、食事の邪魔をしない美味しいお酒でした。

アロス頂いたお店 
川口市 イタリアン バル AOIYAさん

※お酒の情報  
ARROZ<アロス>ワイン酵母仕込み純米酒
原材料 美山錦・一般米        
精米歩合     68%  
日本酒度     -22     
酸度      5.5 

そして、本州の一番遠くから今回参加されていた蔵元  
広島県の、今田酒造本店さん。 

富久長の名前で知られています。今回は、杜氏の妹さん(今田富美  氏)が来られていました。 
お酒は、富久長の八反草で醸したお酒が2種類。  

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八反草は、八反錦の元になる米の名前です。 
この米を使用されて日本酒を造られているのは、富久長さんだけになります。 

八反草にたいする蔵元の思いは、HPに書かれていますので、是非読まれて見てください。 
私は、それを読んだ時に呑んでみたいと思いました。 

そのお酒を呑んだ感想は、清々しい、香りをおさえられたお酒。 
ほんのり甘さを感じる中に、八反草で、お酒を醸し続けている蔵の姿勢を感じとれます。 

※お酒情報 
富久長 純米吟醸 八反草 
原料米 八反草 
精米歩合 50-60% 
日本酒度 +3 
酸度 1.5
  
最後にいただいたのは、 奈良県の美吉野醸造さんの花巴。 

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蔵元杜氏の橋本氏。  

花巴のお酒を初めていただいたのは、3年位前になります。 
その当時、山廃のお酒が、苦手で飲めませんでした。
 
そんな時に、花巴の山廃をいただき、今までの山廃のお酒のイメージを覆すお酒でした。  
お酒は、世界遺産の大峰山の麓の湧き水を使われ醸されています。 
ひとごこちの酒米の旨味と酸味が、伝わる美味しいお酒です。 

※お酒情報 
花巴 酵母無添加山廃純米吟醸 
原料米 ひとごこち 
精米歩合 56% 
日本酒度 +1 
酸度 2.8  

2時間で、これだけの蔵元とのお酒をひととおり呑むのはちょっと時間が足りず、1部2部通して参加されていた方もいらっしゃいました。 
それは、試飲だけではなく、蔵元から凄く丁寧にお酒についての話もゆっくり聞ける状態だったのも良かったイベントです。 
こんなに身近に蔵元と接する事が出来るイベントは今まで他には無かったので、来年も続けて欲しいです。 

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ライター プロフィール

日本酒ライター 美耶

美耶

宮城県生まれ。
日本酒ライター。フードアナリスト
日本酒は、酒米で選んで呑むという変わり種。実際に、酒米の栽培にも興味を持ち酒米農家とも関わりを持ち勉強中。自分の好きなお酒を呑む為には、北は北海道~南は福岡まで呑み歩きをする。

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