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大人気につき入手困難!みつけたら即買い必須の「豊盃」限定酒3本を飲み比べ【前編】

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青森の名酒のひとつ、三浦酒造「豊盃(ほうはい)」。そんな「豊盃」の、直売所でしか販売されていない限定酒2本と、旬のひやおろし(あきあがり)を飲み比べてみました。

三浦酒造って、どんな酒蔵?

20150927145942写真は岩木山をご神体とする岩木山神社。通称「お岩木さま」。

三浦酒造が蔵を構える弘前市は、霊峰「岩木山」の清らかな伏流水に恵まれた地域。現在は5代目の兄弟が杜氏となり、真摯な姿勢で酒造りを行っています。2002年には「豊盃 純米しぼりたて」が、グルメ雑誌dancyu (プレジデント社)の「ポスト十四代はこの酒だ!」において金賞を獲得。その人気は年々高まっており、入手困難な銘柄も多いのだとか。
ちなみに今回「あきあがり」を入手した県内の販売店では、三浦酒造のお酒は「おひとりさま1本まで」と制限されていました。「豊盃」をみつけたら「即買い」と覚えておきましょう!

「豊盃」独特の味わいは「豊盃米」から

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2015年のチャレンジタンク限定酒「豊盃 豊81(ほうはい)」は、低精白米酒。精米度は非公開。

酒造好適米「豊盃米」は青森県の契約農家により、三浦酒造のためだけに作られています。​この米を使い醸造された「豊盃」の特徴は、華やかな飲み口とふくよかな旨味が​あること。そんな「豊盃」独自の味わいにハマる愛飲家が続出しています。また、年に一度だけ通常とは異なったスペックで仕込まれる限定酒「チャレンジタンク」も、高い人気があるとか。
では、次はいよいよ「豊盃」飲み比べの結果をご報告しましょう!

飲み比べたのは、この2人

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今回の飲み比べは、のんだくれライター津川の他、休日はもっぱら「酒を求め、肴を求め」さまよっていると噂のW杜氏にご参加いただきました。酒づくりの専門家は、3本の「豊盃」をどのように評価するのでしょうか?

直売所限定販売「Houhai 純米吟醸」

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【スペック】
・アルコール分 16度以上17度未満
・原材料名 米(国産)・米麹(国産米)
・精米歩合 麹米55% 掛米60%

「Houhai 純米吟醸」の味わいは?

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W:旨味、甘み、酸のバランスが良く丸みがある。安定感のある味ですね。
T:確かに、味の土台がしっかりしているというか。
W:飲み口はなめらかで、次にじっくりした味わいに変化し、最後にすうっと消えてゆく。味の幅が広く、ゆったりとした味わいの変化が楽しめます。

「Houhai 純米吟醸」、一言で!

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T:この酒、一言で表現するとどんなイメージでしょうか?
W:ミドル級のボクサー、ですかね。筋肉のつき方のバランスがよく、均整のとれた体型。
T:足元もしっかりしていて、動きにも不安がないみたいな?
W:そうそう!

残る「豊盃 あきあがり」「Houhai 大吟醸」2本、評価はいかに?

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まろやかで安定感のある味わいの「Houhai 純米吟醸」は、W杜氏もお気に入りの様子。残る2本の評価に、乞うご期待!

後半へ続く

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ライター プロフィール

日本酒ライター 津川

津川苑葉

日本酒ライター・コラムニスト。
≪日本酒のハードルは低く!可能性は広く!≫がモットー。
飽くなき好奇心とアヴァンギャルド精神で、日本酒界に新たな風を吹き込む人々を応援していきたいと考えている。
2014年11月「酒徒名人」(日本酒知識とマッチング上級者に与えられる資格 名酒センター株式会社発行)取得。

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