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お酒の種類

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前回「日本酒っていうのは、日本が世界に誇れる(繊細さやアイディアが詰まった)国の宝物なんだよ」というお話を簡単にしましたので、引き続き酒造りの工程を・・・
と言いたいところですが、難しい話はさておき早速呑んで頂いて、好きになってから読んでもらおうと思いますので今回のテーマは
どうやったら自分好みの美味しいお酒が呑めるのか?です!

答えは簡単
とにかく呑んでみたら良い。

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ただし、全国に日本酒の蔵が1,500蔵以上あり(※1)、1種類のお酒しか造っていない、というところは稀でしょう。少なくとも3種類造っていたとして、毎日12種類ずつ呑まないと全て呑めない計算。それに毎年同じお酒は出来ないので、さすがに全て呑むのは至難の業。ですから予め、「私これ好きかもしれないな?」という目安のもと色々呑んでみましょう!

特定名称酒と普通酒

その昔お酒には級別制度がありました。上から「特級」下は「5級酒」まで。聞いたことない方は是非おじいちゃんやお父さんに聞いてみて下さいね。
お酒の良し悪しや中身によるものではなく、税金を納めた額により決定されたものでしたので、様々な反対の声を受け平成2年に廃止、現在の分類へ移行します。

1.精米歩合 2.アルコール添加 3.名前
決まりなし していない 純米酒
70%以下 している 本醸造酒
60%以下 していない
している
純米吟醸酒
吟醸酒
50%以下 していない
している
純米大吟醸酒
大吟醸酒

「本醸造酒」、「純米酒」のうち何か特別な造り方をしているものはそれぞれ、
「特別本醸造酒」「特別純米酒」と呼びます。上記以外のお酒は「普通酒」
(その他、裏面を見て糖類・酸味料などが入ったものはお勧めできません)

1.精米歩合

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精米前の玄米の状態からどれくらい磨いているか?ということです。精米歩合30%は、玄米の状態から見て70%が削られて酒造りには使われませんので、その分多くのお米が必要となり、お酒自体の値段も上がります。

磨かれている方が、綺麗なスッキリした味わい。残っているお米が多いほど、ご飯の旨味も残っています。

2.アルコール添加

主にトウキビなどから造られた蒸留酒(安い甲類焼酎みたいなもの)の添加の有無です。いわゆる化学的な添加物ではありません!
今のように設備が整っていなかった頃には腐敗を防ぐ大切な手段の1つでした。
また、純米酒に加えて量が増しますから、その分私たちは安く日常的に手に取ることができる企業努力の手法ともいえます。

添加されたものの方が、飲み口がスッキリとしている傾向

3.名前

「やっぱり日本酒は純米大吟醸」などと言う人がいますが、間違いです。
高いお酒がよいお酒だ、安いからだめなお酒なんだ。ということはぜったいにありません。

有名・人気種類や銘柄≠自分の好きなもの

以上お酒の表記は義務付けられていますので、瓶に必ず書いています。お店の方に頼んで見せてもらうと良いですよ♪
見ていくうちに「私ってこういうの好きかも」という法則が見つかる事もあります。味を決定づける要因はこの他にも様々。あくまでも目安とお考え下さい。

次回は2/15に行った酒蔵見学会レポート。「お酒ってこういうところで造ってるんだ」を沢山の写真とともにお届けします。

※1 H22年現在の情報。この全てが通常通り酒造している訳ではありません。造りをお休みしている蔵も数に含まれています。

酒蔵レポート
日本全国酒蔵レポート/「来楽」茨木酒造(兵庫県明石市)

「来楽」茨木酒造(兵庫県明石市)

「来楽」をかもす茨木酒造は、1848年(嘉永元年)創業。今回お話しをうかがった茨木幹人(みきひと)さんで、9代目を数えます。
日本全国酒蔵レポート/「灘菊」灘菊酒造(兵庫県姫路市)

「灘菊」灘菊酒造(兵庫県姫路市)

「灘菊」「MISA33」「蔵人」をかもす灘菊酒造は、1910年(明治43年)に川石酒類(資)として創業。2010年に100周年を迎えました。
地元の米で、水で、人で、つくる酒「賀儀屋」の蔵訪問/成龍酒造

「賀儀屋」成龍酒造(愛媛県西条市)

蔵がある西条市は、愛媛県のなかでも南に位置をし、「うちぬき」がある水の都として有名な場所。石鎚山の伏流水が吹き出すことからこの土地の水は、”打ち抜き水”と呼ばれています。
中沢酒造株式会社(神奈川県足柄上郡)

中沢酒造株式会社(神奈川県足柄上郡)

神奈川の丹沢山系の麓、松田でお酒を醸していらっしゃる中澤酒造さんにお邪魔しました。
中沢酒造株式会社(神奈川県足柄上郡)

豊島屋酒造(東京都)

東京都東村山市にある【豊島屋酒造】さんにお邪魔しました。

ライター プロフィール

日本酒ライター 友美

友美

日本酒ライター/コラムニスト/唎酒師/フリーランス女将/蔵人
日本酒アドバイザーや飲食店勤務を経て、現在は「とっておきの1本をみつける感動を多くの人に」という想いのもと、日本酒の持つ味わい、文化、食事との相性、風土、歴史、人情など様々な日本酒の楽しみ方を提供。記事の執筆、イベントやセミナー講師および主催、日本酒専門店の女将としての接客業務など多角的な活動を通じて、日本酒のおいしさと日本文化の豊かさを伝えている。現在兵庫県の山陽盃酒造にて蔵人として酒づくり中。
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