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豊島屋酒造(東京都)見学会【下】 ~日本酒は「工業製品」ではありません~

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前回は蔵内の見学をレポートしました。
そして、全員が待ちわびた試飲タイム!(試飲というより大宴会)

金婚、屋守、十右衛門、おひな祭りの白酒、貴醸酒、東京唯一の天上みりん…。蔵のおふたりも混ざって日本酒講座や談議や世間話に花が咲きます。
金婚は昭和天皇ご成婚時に奉納されためでたいお酒。明治神宮の初詣にあるお神酒も実はコレなんですよ。

豊島屋酒造(東京都)見学会

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屋守(おくのかみ)と十右衛門は対極のイメージで造られたお酒。屋守は、香りも味も華やか。十右衛門は、香りを抑えて味はしっかり長く呑み続けられるというコンセプト。
帰り際に各自のお気に入りを購入。白酒と貴醸酒とみりんを購入、なんていう猛者もいました。
私も美味しいみりんが大好きで冬はそのまま、夏は氷を浮かべたりソーダで割って呑みますよ。豊島屋さんはみりんも絶品。

豊島屋酒造(東京都)見学会

2012年から見学会をスタート。今では夜の見学会もあわせ3日に1組のペースにもなっているとか。
観光蔵ではなく、実際の仕込み現場を見学させてくれる豊島屋さん。思っていた事を単刀直入に聞いてみた。
「大変じゃないですか?反対する蔵人だっていたでしょう?」
そうすると田中さんは実にスッキリと「ちょっと頑張れば出来ない事じゃない。自分たちが造った物が目の前で美味しいって喜ばれるんだよ、最高じゃない!まぁ、奥さんにはうちは母子家庭だって言われるけどね(笑)」そう言って笑った。蔵の方たちも最初こそ反対したが田中さんの熱心な姿をみて今ではもう、呆れながら面白がっているという。

豊島屋酒造(左が4代目・田中孝治さん)(左が4代目・田中孝治さん)

日本酒は工業製品ではありません。
一部大手メーカーを除き、ほとんどの蔵はこんな血が通った人間が手作りしています。流行のお酒をムリして追う必要はなく、自分が美味しいと思ったり共感したお酒のファンになって、毎日がちょっぴり良くなればいいんだと思います。わたしと一緒にそのお酒探しをしましょう♡

豊島屋酒造(東京都)見学会

豊島屋さんの『春の見学会』ただ今企画中です。詳細は決まり次第発表します。
気になった方は、ぜひ一緒に豊島屋酒造へいきましょう。

豊島屋酒造(東京都)見学会

豊島屋酒造(東京都)見学会【上】

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ライター プロフィール

日本酒ライター 友美

友美

日本酒ライター/コラムニスト
飲食店向け日本酒バイヤーや日本酒BARの看板娘を経て、「とっておきの1本をみつける感動を、多くの人に」という想いから初心者向けのイベントやセミナーの主催や記事を執筆。昭和59年度生まれの5人の酒蔵跡取りが集結した信州59年醸造会、通称「59醸(ゴクジョウ)」にサポートメンバーとして参加するなど活動の幅を拡げている。
寒さに弱い北海道出身。
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