【イベント情報】Hello!! Hiroshima 27蔵の広島酒蔵が東京にやって来る!

広島県の酒蔵27蔵が集結するイベントが、9月14日おこなわれます。広島県研酒会が都心でおこなうイベントとしてはこれまでで最大規模です。

広島県の酒

「酒どころ・広島」――と聞いてピンとくる人はどれくらいいるでしょうか。広島県では明治30年(1897)、安芸津町三津出身の三浦仙三郎氏によって”軟水醸造法”が生み出され、やわらかく芳醇な旨味いっぱいの酒が確立されました。その後、広島県工業試験場(現・広島県立食品工業技術センター)によってさらなる開発と技術普及がなされ、広島県の「酒どころ」としての地位は確立されます。

酒造好適米、八反錦・千本錦や、広島吟醸酵母など独自開発されたものもあり、全国的に高評価を得ています。現在、独立行政法人酒類総合研究所の本部は広島に置かれており、全国新酒鑑評会発表の時期になると全国から多くの人が集まります。東広島市・西条町にある酒蔵どおりで毎年10月第2土・日曜の2日間おこなわれる「西条酒まつり」も有名です。

全国11位の面積を持ち、瀬戸内海沿岸、内陸の平地、高地、離島…などさまざまな顔を持つ広島県。そんな豊かな土地で醸された、個性あふれる酒が一堂に会し味わえるイベントです。

イベント概要

<HELLO!! HIROSHIMA 27蔵の広島酒蔵が東京にやって来る!>

  • 海の酒、山の酒、街の酒。地域ごとに生まれた食文化とともに独自の進化を遂げてきた広島酒。広島酒の個性を知ってほしい、味わってほしい。そんな熱い想いをもった27の酒蔵が東京に集結。27蔵を4タイプに分けた広島酒ペアリングが体験できます。広島酒を通して、広島のことをを知ってください。そして、あなた好みの1本と出会ってください。

 

イベントの特徴

▼広島酒ペアリングを体験
食べ合わせでお酒の印象がガラリと変わる?
4タイプのお酒に合わせてスペシャルなおつまみをご用意。
広島酒を飲み比べて、この日一番の食べ合わせを発見しよう。

▼みんなが楽しめる酒蔵ワークショップ
蔵ごとのこだわりや味わいのルーツ、日本酒の豆知識など。
普段聞けないあんなことやこんなことまで?
蔵元から直接聞ける参加型ワークショップを開催!

▼マイちょこで楽しむ広島酒
ゴミの省力化、プラスチックごみゼロの酒の会をめざします。
ぜひ、お気に入りのマイちょこやグラスのご持参を。
会場でオリジナルカープちょこ(500円)も購入できます。

【参加酒蔵 】(蔵元名五十音順)

  • [雨後の月]相原酒造
    [超群]生熊酒造
    [富久長]今田酒造本店
    [本州一]梅田酒造場
    [華鳩]榎酒造
    [老亀]小野酒造
    [賀茂金秀]金光酒造
    [賀茂泉]賀茂泉酒造
    [賀茂鶴]賀茂鶴酒造
    [旭鳳]旭鳳酒造
    [亀齢]亀齢酒造
    [菱正宗]久保田酒造
    [西條鶴]西條鶴醸造
    [醉心]醉心山根本店
    [一代弥山]中国醸造
    [於多福]柄酒造
    [天寶一]天寶一
    [まぼろし]中尾醸造
    [白牡丹]白牡丹酒造
    [三谷春]林酒造
    [龍勢]藤井酒造
    [千福]三宅本店
    [神雷]三輪酒造
    [美和桜]美和桜酒造
    [白鴻]盛川酒造
    [八幡川]八幡川酒造
    [瑞冠]山岡酒造

 

このイベントが立ち上がるキッカケとなったのは、2019年3月9日東京都港区南青山の「スパイラルホール」でおこなわれた「HASHIWATASHIプロジェクト」プロデュース支援事業『広島日本酒販路拡大プロジェクト』「がんばろう広島酒蔵の会」(経済産業省「平成30年度中国地方等の魅力発信による消費拡大事業」委託事業)でした。西日本豪雨の復興も兼ねた前回イベントは、募集とともに即満員となり、広島酒の人気と高い注目度をあらわました。前回行くことができなかった人も、広島酒をまだ飲んだことがないという人も、夏の終わりの思い出に、この後語り継がれることになるかもしれない「広島酒」イベント、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

 

撮影・花井智子

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