信州長野の木曽路が生んだ銘酒と酒粕でほっこり晩春!ご長寿長野県の長生き家飲みレシピ再現
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初夏も近いというのに、時折涼し気な風もふく今年の春。そんな晩春にほっこりと、家飲みにふさわしい信州長野の木曽路が生んだ特別純米酒「木曽路」と風味豊かな酒粕、そして信州やさいなどを使った家飲みレシピを再現してみました。
そもそもその家飲みレシピのきっかけとなったのは、信州木曽路の湯川酒造さんのサイト。それに何といっても、長野が誇る酒造好適米の美山錦でつくられた長野のお酒を飲んでみたかったのも理由でした。日本ソムリエ協会のワインの教科書にも載っている日本3大酒造好適米の美山錦。
そして長野県原産地呼称管理委員会認定酒でもある湯川酒造さんの「木曽路」と酒粕も一緒に取り寄せてみました。
木曽のナー、中乗りさん
木曽の御岳(おんたけ)さんは ナンジャラホーイ
夏でも寒い ヨイヨイヨイ、、、、
この有名な木曽節で知られる信州の木曽路は森林が豊富。その昔、木曽川で舟を漕ぎ材木を運ぶ船頭さんたちでにぎわいました。耕作地域の少ない木曽は、その材木流通のおかげで米の流通が発展し酒蔵が増えたとか。湯川酒造さんの「木曽路」という名前も、そんな木曽路を支えた人々や森林への思いやりが感じられますね。
とても気になっていた湯川酒造さんのサイトにあった酒粕レシピ、まずはシンプルに酒粕焼きで一杯。
きび砂糖をまぶしてオーブンで軽く焼きました。辛口がお好きな方は信州みそか赤みそと七味唐辛子をふりかけて。そして「木曽路」のお味は純米酒らしいまろやかな口当たり。後味にコクが広がり、最後はシルキーな余韻も。う~ん、これはご紹介にあった通り、まさに日常に寄り添う晩酌酒です。
温度は常温〜熱燗(20℃〜50℃)と幅広くオススメだそうです。今回は開けたてを楽しみたく冷たくして。
木曽ヒノキはとても有名ですが、なんとなくヒノキの香りがほのかにお猪口を通して感じられました。
近頃、酒粕は酒粕スイーツが美容にも良いと話題です。そして特に純米酒のアミノ酸が酒粕になってからの成分でものすごく増えるので、まさに長生きの源なのです。
湯川酒造さんの酒粕でつくる粕汁レシピに、信州やさいのえのきと米みそを加えてみました。
長野県がご長寿に恵まれているのは、信州の新鮮な野菜を自給自足でされている方が多いということもあるようです。山梨の実家で91歳まで生きた父を思い出しました。
そしてなんといっても酒粕パワーです。酒粕と地のものでまかなえる信州の木曽路の酒はまさに自然に恵まれた宝の山の酒。
晩春の伊豆も木曽路の酒に酔って、ほんのり赤くなっていました。