日本酒に合うチーズは?日本ブランドのチーズが劇的なマリアージュ!
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ワインにチーズは定番のマリアージュとして知られていますが、日本酒とともにチーズを味わう楽しみ方がじわじわ人気です。それもそのはず、日本酒もチーズも同じ発酵食品、合わないワケがない!
そこで今回はここ数年劇的に美味しくなっている日本ブランドのチーズに視点をあて、日本酒に合う日本のチーズを選んでみました。
日本メーカーのチーズと日本酒は実に好相性!
ワインも料理も同郷の地のものとの相性が抜群なように、日本酒にあわせるつまみも地のものとはやはり好相性。
実はワインとチーズの相性も同じで、同じ地方のワインとチーズの素晴らしいマリアージュが存在します。ならば日本ブランドのチーズに合わせればいい!というシンプルな発想から日本酒に合うチーズを厳選してみました。
その結果は、実に好相性な味わい!さて、その好相性の味わいやいかに。
日本酒を白ワインのテイストに例えてみる
日本酒とチーズをあわせる時に、一番シンプルな考え方として日本酒を白ワインのテイストに例えてみるというのはいかがでしょうか。たとえばフランスブルゴーニュ地方のブドウの味わいが際立つ濃厚クリーミーなタイプのムルソーのような白ワインに、セミハードタイプのチーズをあわせると、まろやか感が広がる好相性なマリアージュになります。まずはこれに似たマリアージュがこちら。
淡麗純米「七賢」にクラフトの熟成ゴーダ「無垢」
山梨銘醸の淡麗純米「七賢」。山梨の辛口といえば七賢、名水の里白州にて、南アルプス甲斐駒ケ岳の伏流水で醸した純米酒で、こちらはほどよく冷やして初夏におすすめの純米。純米酒のもつふくよかさと旨みが、熟成ゴーダチーズのコクとのバランスが絶妙。七賢の淡麗純米のスッキリとした酸味に、日本ブランドのチーズ、クラフト無垢のなめらか感がマッチした味わいでした。
純米吟醸「正雪INTEGRATE EVOLUTIONⅡ」と小岩井旨みほろほろチーズ
お次はフレッシュフルーティーで酸味と香りを楽しむ、アッサリ華やか系日本酒とチーズのマリア―ジュ。
実はこちらの小岩井旨みほろほろチーズ、モニター試食当選しました。絶対日本酒にも合いそう!と思ったので、今回は嬉しさひとしおです。神沢川酒造場の純米吟醸「正雪」静岡由比のこだわりの限定酒、すっきり淡麗系の五百万石使用、バナナのような甘い香りとともに華やかな酸味がひろがります。小岩井 生乳100%ヨーグルトからつくられたという旨みほろほろチーズの食感と酸味が心地よい。フルーティーな酒粕を思わせる余韻となりました。こちらのチーズ、サラダ感覚で日本酒と合いますね。
まさに旨みほろほろチーズと名のるべく、お口のなかでほろほろとヨーグルトのほどよい甘みと酸味が広がります。手触りはパウダリックな雪化粧をしたチーズといった感じ。
メイドインジャパンの酒とチーズのマリアージュ、合わないワケがない!
息のあった友人同士、会社の同僚、あまり話さなくてもわかるという同士という言葉がありますが、こちらの日本酒とチーズのマリアージュもまさにそれ。理屈抜きで、私達日本人にしかわからない?絶妙な味覚を楽しんでみては。