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【イベントレポート】サカヤモンGO 若手の夜明け2016@ベルサール渋谷ガーデン

掲載

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「若手の夜明け」はスタートから早9年

『次世代を担う全国の若き蔵元たちが醸した極上の日本酒を試飲するイベント』と銘うって2007年スタートした本イベントは、丸9年が経過しました。蔵元主催の日本酒イベントの走りといっても良いこのイベント。スタートした当時20代、30代前半だった蔵元たちも、みんな年を重ねてより重要な役割を担い、業界内での貫禄すら出始めています。

それでも今なお、マニアとビギナーの垣根を越えて、日本酒の入り口として大人気の「若手の夜明け」。そんなイベントの2部に行ってきましたので、その様子をお届けします。

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【開催概要】

  • 日時:2016年10月9日(日)
  • 場所:ベルサール渋谷ガーデン
  • 第1部(試飲会)12:30~14:00(オールスタンディング)
  • 第2部(試飲会)14:45~16:15(オールスタンディング)
  • 第3部(蔵元との交流会)17:00~19:00(スタンディング)

参加蔵:

  • 青森 陸奥八仙
    秋田 一白水成
    宮城 萩の鶴
    宮城 山和
    宮城 宮寒梅
    宮城 黄金澤
    福島 天明
    福島 山の井
    福島 廣戸川
    新潟 加茂錦
    新潟 山城屋
    栃木 仙禽
    茨城 結
    茨城 月の井
    群馬 町田酒造
    神奈川 松みどり
    山梨 青煌
    長野 澤の花
    静岡 白隠正宗
    岐阜 津島屋
    岐阜 竹雀
    兵庫 播州一献
    奈良 みむろ杉
    和歌山 紀土
    高知 南
    島根 出雲富士
    大分 ちえびじん
    熊本 花の香
    熊本 瑞鷹
    熊本 亀萬

各蔵ブースの様子

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▲白陰正宗・高嶋さんが提唱する「蒸し燗」の提供

 

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▲熊本の日本酒を少しでも知って欲しい!と参加した「亀萬」

 

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▲「萩の鶴」佐藤曜平さん

 

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▲10月1日メガネの日にちなんで『全員メガネの蔵人で造りました』と「萩の鶴 メガネ専用 特別純米酒」といううオチャメなお酒が発売された。並ぶのは来場者により楽しんでもらうため、用意された小道具。

 

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▲「紀土」ブースは全員女性。お燗もつけて入れる上に、とても華やかな雰囲気を醸し出し大盛況だった。

 

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▲「天明」焔(ほむら)山廃もと 特別純米を注ぐ、鈴木 孝市さん

 

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▲「山の井」はこの日、普段とは違い『最高峰』『スタンダード』『ブレンド』『新参者』というユニークな名前がつけられ、訪れる人を楽しませていた。

 

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▲右:「山の井」渡部景大さん

 

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▲7代目蔵元であり杜氏の「播州一献」壺阪雄一さん。山廃純米をはじめ、食中酒として抜群の安定感を見せる。

 

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▲「仙禽」は10月3日から28BYの造りがスタート。よりドメーヌに精力し、古いから新しいという仙禽にしかできないオリジナルスタイルを貫く。

 

運営実行委員の想い、そして願い

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▲右:紀土」山本典正さん(和歌山) 左:「白隠正宗」高嶋一孝さん(静岡)

 

発起人でもある運営委員会のメンバーは、「陸奥八仙」駒井秀介さん(青森)、「一白水成」渡邉康衛さん(秋田)、「萩の鶴」佐藤曜平さん(宮城)、「白隠正宗」高嶋一孝さん(静岡)、「澤の花」伴野貴之さん(長野)、「紀土」山本典正さん(和歌山)、「町田酒造」町田昌也さん(群馬)、「山和」伊藤大祐さん(宮城)の8名。

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会の最後、高嶋さんから「日本酒ブームと言われて久しいですが、全体として日本酒の消費量は相変わらず低迷しています。ちっとも良くなっていない。ここで終わりにせず、みんなで本当の意味で日本酒を盛り上げていきましょう!カンパイ!」という言葉に、盛り上がりを見せる場内の様子。

「若手の夜明け」イベントが継続してきたことも含め、確かに現在日本酒に注目が集まっている事実はあるでしょう。しかし、高嶋さんの発言にあるように、実はあまり変わっていないのが現状です。茶の間に一升瓶を欠かさず、毎晩飲んでいたお年寄りの存在がなくなり、若者の酒離れが進んでいます。これではどうしたって、消費量は減る一方です。

 

とはいえ私たちは難しく「日本酒の業界を盛り上げよう!」と考える必要はありません。ただ「日本の文化である、日本酒に触れる機会を増やしてみよう!」そう、お友だちに広めることが重要なのではないでしょうか。

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イベント以外で日本酒を飲んでいますか?飲み会で日本酒を飲む機会は増えていますか?家で日本酒を飲んでいますか?生活に少しずつ日本酒を取り入れてみると、いつもよりちょっとだけ豊かになるかもしれませんよ!

その第一歩として、こんな楽しい日本酒イベントに足を運んでみてはいかがですか?

 

 

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ライター プロフィール

日本酒ライター 友美

友美

日本酒ライター/コラムニスト/唎酒師/フリーランス女将/蔵人
日本酒アドバイザーや飲食店勤務を経て、現在は「とっておきの1本をみつける感動を多くの人に」という想いのもと、日本酒の持つ味わい、文化、食事との相性、風土、歴史、人情など様々な日本酒の楽しみ方を提供。記事の執筆、イベントやセミナー講師および主催、日本酒専門店の女将としての接客業務など多角的な活動を通じて、日本酒のおいしさと日本文化の豊かさを伝えている。現在兵庫県の山陽盃酒造にて蔵人として酒づくり中。
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