日本酒好きなあなたに酔い情報をお届け

MENU

世界を旅するワイン展に見た【カテゴリを超えたペアリングの強み】

掲載

世界を旅するワイン展に見た【カテゴリを超えたペアリングの強み】

新酒に春酒、花見酒、日本酒好きにはたまらない季節ですね!
諸兄、お姉様がたは楽しんでいらっしゃいますか?
筆者は日々日本酒イベントに、自宅の日本酒のセラーと楽しんでおります!
記事を書いている今開催中である【世界を旅するワイン展】で
なんとWAKAZEさんがペアリング体験のイートインで奮闘中です!
実際に伺い、【日本酒好き】だけでなく【ペアリング】()からいろんな客層に訴求できるチャンスがきているのだなあと実感したので
記事にさせていただきます。

ペアリング・マリーアジュって?

一時はあちこちで言われていたマリアージュという言葉。
マリアージュはワイン用語で、ワインと食事の食べ合わせや相性という意味で、どちらかというと新たな味わいを生む、という面でも使われていました。
ペアリングは日本酒やビール業界で最近多用されるようになった
酒と食事の食べ合わせや味の相性の意味で使われている単語です。
新たな味を生むのではなく、お互いのオフフレーバー(えぐみ・苦味・雑味など)をうまく消して、あまみや旨味など良い点をを引き立たせる意味合いで使われています。
ペアリングの本なども多数見られ、イベントでもペアリングのコーナーは欠かせないほど。
つまり消費者にとって特に興味がある項目となってきました。
今回の催事でも、大にぎわいのワイン売り場に負けず、ペアリングのイートインは人気!
販売の方も「こういう食事と合わせると」という提案が多いように感じました。

世界を旅するワイン展とは?

世界を旅するワイン展に見た【カテゴリを超えたペアリングの強み】

世界30カ国からワインが集うイベント。
欧州からニューワールドの国別、日本酒同様注目が集まっている日本産ワイン、
さらに日本酒・チョコレート・ワイン・・・いわゆる嗜好品のなかで
巨大なカテゴリとなり始めた【ナチュラルワイン】(自然派)。
スパークリングに、オレンジワイン、、、だけでなく
シェリーに、蜂蜜酒(ミード)、アイスワインと世界中のリカーも集合!
そこにリカー体験として、ワインとのペアリングとともに選ばれていたのが
フランスでの醸造でも話題のWAKAZEさんなのです!

世界を旅するワイン展に見た【カテゴリを超えたペアリングの強み】

◾開催概要
開催日程:2020/2/19-2/24
開催場所:伊勢丹新宿店6階催事場
開催日程:2020/2/19-2/24※最終日18時終了
開催場所:伊勢丹新宿店6階=催物場
公式サイト:
https://www.isetan.mistore.jp/shinjuku/event_calendar/wine.html

日本酒の枠を超えたお酒だからこその【ペアリング】の強みとは?

世界を旅するワイン展に見た【カテゴリを超えたペアリングの強み】

WAKAZEのお酒は、日本の伝統的な技法を用いつつ(生酛造りなど)、コメとともにこだわりの植物性副原料を醸した酒、超古典と言えるのに飲みやすいどぶろく、など
老舗蔵には少々手をつけにくい部分に果敢に挑戦しています。
そこで出てきた特性が【日本酒の枠に収まらない酒】ということ。
ともに醸される上質な茶、スパイスなどで、従来の日本酒だけでは出しきれないアロマが生まれ、食中酒であり世界のマーケットを締めるワインと同様のペアリングや味の変化が楽しめるという点です。
米だけの上質な日本酒でも、当然楽しめるわけですが、
やはり肉と合わせた時の山椒やレモン、生姜を醸した酒の影響は絶大な訳でして、より【わかりやすい】ペアリングであるためよりワイン消費者の多くにも訴求できるのではないかと。
ワインのために訪れたお客様が、WAKAZEのディスプレイ前で足を止め、試飲で日本酒の古いイメージを払拭、1本手に取るか、イートインに入って見る・・・
驚くほど変化のあるペアリングの妙に驚く方が多数!
日本酒が和食文化やワインと全く別カテゴリのお酒として認知され、日本酒らしいお酒が広まっていくことはもちろん大事ですが
まだまだワインマーケットのエンドユーザーにとっては【未知の酒】な日本酒、
ワインと近いペアリングの楽しみ方ができるWAKAZEのような存在がかなり重要なのかなと実感しました!

実際に体験したペアリングを少しだけ紹介!

世界を旅するワイン展に見た【カテゴリを超えたペアリングの強み】

より違いを楽しめるように
お酒はFONIA TERRA(生姜、山椒、柚子と米)とFONIA tea ORIENTAL(ハイビスカス。ジャスミン、バラと米)を酒粕を使ったベーコンと。
FONIA tea ORIENTALは、ハイビスカスの酸味、米のフルーティーさの後にジャスミンティの渋みや米の旨味と、ほのかに香る薔薇でなんとも落ち着く風味。
これを酒粕と旨味のある脂でねっとり感を持つお肉と同時に口に含むと、おFONIA tea ORIENTALの華やかな花の香りと。お茶からきている渋みが酒粕の風味をうまく落ち着け、お肉の旨味が引き立っていました。

世界を旅するワイン展に見た【カテゴリを超えたペアリングの強み】

FONIA TERRAは単体だと、ジンジャーコーディアルのような生姜のしっかりした香りと、山椒、柑橘の爽やかな香り、後に米を蒸した独特の香りのようなものがる個性的な香りと。口に含むと米の甘みでふわっとほどけた生姜の穏やかな風味です。
しかしお肉の後に口に含むとジンジャー、山椒のスパイス感は残しつつ、独特の香りは消え、お肉の脂感が抑えられ、酒粕はチーズのように濃厚な味わいに感じました。

世界を旅するワイン展に見た【カテゴリを超えたペアリングの強み】

それぞれ、単体→お酒とお肉を口に入れる順番を変えるだけで、味が激変!
ずーっともぐもぐと味ってしまいました!

終わりに

世界を旅するワイン展に見た【カテゴリを超えたペアリングの強み】

老舗蔵とは違った強みを持つ、日本酒ベンチャーと呼ばれるWAKAZE
ぜひ日本酒の枠を超えたペアリングへの応用力は要注目です!
また前回に引き続き伊勢丹のお酒のチョイスは面白い!次回も是非訪問しようと思っっています。
伊勢丹では3月末までスプリングリカーセレクションをオンラインで展開中。
https://isetan.mistore.jp/onlinestore/foods/liquor/index.html
wakazeでは限定のラムレーズンどぶろくや
定期的にお酒が届く定期便サービスなども展開中!
https://wakaze.stores.jp/items/5d2d82662e89b7467e7a9e6c
ぜひ世界のお酒の中の日本酒を楽しんで見て!

酒蔵レポート
日本全国酒蔵レポート/「来楽」茨木酒造(兵庫県明石市)

「来楽」茨木酒造(兵庫県明石市)

「来楽」をかもす茨木酒造は、1848年(嘉永元年)創業。今回お話しをうかがった茨木幹人(みきひと)さんで、9代目を数えます。
日本全国酒蔵レポート/「灘菊」灘菊酒造(兵庫県姫路市)

「灘菊」灘菊酒造(兵庫県姫路市)

「灘菊」「MISA33」「蔵人」をかもす灘菊酒造は、1910年(明治43年)に川石酒類(資)として創業。2010年に100周年を迎えました。
地元の米で、水で、人で、つくる酒「賀儀屋」の蔵訪問/成龍酒造

「賀儀屋」成龍酒造(愛媛県西条市)

蔵がある西条市は、愛媛県のなかでも南に位置をし、「うちぬき」がある水の都として有名な場所。石鎚山の伏流水が吹き出すことからこの土地の水は、”打ち抜き水”と呼ばれています。
中沢酒造株式会社(神奈川県足柄上郡)

中沢酒造株式会社(神奈川県足柄上郡)

神奈川の丹沢山系の麓、松田でお酒を醸していらっしゃる中澤酒造さんにお邪魔しました。
中沢酒造株式会社(神奈川県足柄上郡)

豊島屋酒造(東京都)

東京都東村山市にある【豊島屋酒造】さんにお邪魔しました。

ライター プロフィール

蒼蓮

蒼蓮

日本酒唎酒師、薬膳コーディネーター資格を持つ会社員兼webライター
子供を寝かしつけた後には、日本酒と仕込んだつまみを取り出しパソコンに向かう酒好きママライター。
好きなものは日本酒・台湾茶・ショコラ。
ハイクラスの宝石や食、スイーツ関係の業務経験から、話題の料理やスイーツと日本酒のマリアージュ情報に目がない。

スタッフ募集