4/5まで!【平成最後】にふさわしい〜東京農大発「プリンセス・ミチコ」プロジェクト〜とは?
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いよいよ【平成最後】の時が近づいてきましたね!
昭和の末に生まれた筆者としては【平成】は人的なものもそうですが、
【自然】の脅威になすすべもなく振り回され、それでも踏ん張ってきた、と言うべき期間だったのではないかなと思っています。
日本酒はその【自然】と【人】両方によって成り立つものと言えますが、
この平成最後の時にふさわしいプロジェクトを是非ご紹介したく、まとめました。
皇室ゆかりの花から作られた日本酒で災害復興支援を。
東京農大にて花から日本酒用の酵母「農大花酵母」の分離に成功されたのは1998年。
次々と香り高い日本酒を造る優れた酵母として注目を集めています。
その東京農大が満を持して発表したのが、
現在の皇后陛下、美智子様が皇太子妃の頃に英国より献上された薔薇【プリンセス・ミチコ】からの酵母分離成功。
またその農大花酵母「プリンセス・ミチコ」を使用した日本酒の醸造と、
この日本酒を、一般市販は行わず【被災地支援のクラウドファンディング】の、
数量限定返礼品とする【〜東京農大発「プリンセス・ミチコ」プロジェクト〜】です。
企画:〜東京農大発「プリンセス・ミチコ」プロジェクト〜
主催:株式会社農大サポート(学校法人東京農業大学100%出資の事業会社)
申込:クラウドファンディングサイトより
支援先:収益すべてを災害被災地義援金とする。
北海道胆振東部地震他
期間:2019/4/5まで
蔵元:(株)南部美人、出羽桜酒造(株)、(株)一ノ蔵、浅間酒造(株)、関谷醸造(株)石鎚酒造(株)、(株)澄川酒造場(いずれも東京農大卒)
費用:1¥20,000
数量:限定3,000
返礼:参加7蔵元の、農大花酵母「プリンセス・ミチコ」使用酒720ml×7本
実際に一部を試飲させていただきました!
今回発表時には、「石鎚 純米吟醸 プリンセスミチコ」石鎚酒造(株)と「蓬莱 泉」関谷醸造(株)を試飲させていただきました!
軽快さ、芳醇さなどに差があれど、同時に発表された桜の花酵母がバナナ系のしっかりした日本酒感となったのに対し、「華やかさのある香り、味わい、甘みがあるように」造っていった、とは敷岡准教授の談。
実際に、春に、そして節目にふさわしい華やかさのある酒で、
非常に飲み口が良かったです。
7つの蔵で、同じ酵母から作られる日本酒。
その費用はすべて義援金として当てられると言うこと。
残り期間はわずかですが、この【平成最後】を彩るにふさわしい日本酒と言えると思います。
貴重な酒でもあるので、お祝いの贈り物としても良いですね!
まとめ
平成が終わるこのタイミングで、皇后陛下への献上薔薇から造られた日本酒で、被災地支援ができる・・・
東京農大さん、粋なことをされるなあと思いました!
ご興味がおありの方は、是非HPより詳細確認の上クラウドファンディングへの参加をご検討ください!