広島が誇る「美食」「美酒」を、上質な空間で堪能させてくれる名店、遠音近音(をちこち)。
掲載
「良質」という言葉がこれほどまでに似合う……しかも声高に喧伝するでもなくさりげなく、確かに。そんな上品なお店というのも、なかなかお目にかかれないのでは。
こうした想いを抱かせてくれるお店が、各地のアンテナショップが集結する銀座1丁目エリアにあります。そしてそのお店も、広島県アンテナショップ「TAU」のB1Fに立地し、広島が誇る「美食」「美酒」を、上質な空間で堪能させてくれる名店です。
「遠音近音(をちこち)」とは、「昔と今、ここかしこから色々な物語が聞こえてくる
という意味を持つ言葉。その意味が織りなすとおり、銀座で味わう瀬戸内広島の美食・美酒の数々からはさまざまな物語が聞こえてくる、まるで芸術品のような美しさを心ゆくままに堪能できるひと時。
テーブル席はもちろんのこと、個室やカウンター席、小上がり席などきめ細やかに設けられた空間は繊細かつ多彩。さりげない装飾やオブジェ、絵画も粋そのもので、ゲストに「気持ちよく過ごしてもらおう」という配慮がなされた店内に身を置くだけで心地よくなるほど。
そこに登場するのが、美食であり美酒。なにからなにまで「行き届いている」といえましょう。
眺めているだけで満足できてしまうほどの美食。たとえばこの日オーダーしたランチ一番人気メニュー「お刺身ご飯」。「微に入り細に入る」という言葉がふさわしい逸品。新鮮な瀬戸内の海の幸を新鮮なまま直送しており、魚の旨みを殺さずに最高の状態を引き出すようさばく熟練調理人の手により美しく盛り付けされた芸術品ともいえます。魚本来の旨みや味わいが堪能でき、ランチ一番メニューであることを納得できるはず。
この他、どのメニューも逸品揃い。「お刺身御膳」「鯛茶漬け」「海鮮丼と安芸灘産若布にゅう麺」「地魚膳」など、凝っていながらもシンプルな素材の味わいが楽しめる構成になっています(いずれもランチメニュー。ディナーメニューは要確認のこと)。
そして日本酒好きには極上の名店といっても差し支えないほどの圧巻の地酒リストは、同店の自慢のひとつ。水がおいしいことで全国的によく知られる広島だけあって、地酒のうまさには一家言あるという広島銘酒好きが後を絶たないほど。ディナーのみならずランチタイムにもきめ細やかに特別サービス(ディナーでしか提供していない銘柄も出してくれるなど。この日味わった「雨後の月」もそのひとつ)なども含め対応してくれるため、ぜひ「自分好みの一杯」と出会ってください。
また、梅酒好きには「おかみさんの梅酒」をぜひ。名前のとおりやさしい香りと深い味わいが心地よい一杯は、ロック・水割・ソーダ割で楽しめます。
サービスマンの上質かつきめ細やか、人間味のあるあたたかでやさしい接客も、まさにプロフェッショナル。美食・美酒を味わうだけでなく、空間そのものに浸るように楽しむ。すべてがそろう名店だからこそ、それが可能となるのです。
相原酒造の雨後の月・特別純米をワイングラスで。
銘柄はその他に亀齢、賀茂泉、誠鏡、瑞冠など充実のラインナップ。
また遠音近音オリジナルの天宝一・海のしずくも気になります。